せいわや

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、農業をしている店主の備忘録です

雑草の成長抑制に雑草を使い巨大カボチャとスイカの成長を見守る

千葉県船橋市で夫婦で自家製酵母パン屋を営みながら、50坪の畑を借りています。現在、夏休み中。週2は通えるようになりました。

この夏、畑にいられる滞在時間は朝6時からの場合、大体1時間半〜2時間が限度。前回は自然発生したスイカのお世話で時間を使ってしまい草刈りができなかったため、今回は草刈りをとことん進めるのがテーマです。

雑草の成長抑制に雑草を使う

畑を借りたばかりの頃、雑草が伸び放題だった50坪の土地を手作業で1/3を整備しました。仕事が忙しく2週間行けずにいたら振り出しに戻り、やっと半分まで挽回。

夏は雑草の成長スピードがとても早いです。週に2、3回は来ないと、人間が草刈りをするスピードよりも、雑草の成長スピードの方が勝ってしまうのではないかと体感的に思います。

振り出しに戻った反省を活かし、草刈りをした部分に刈り取った雑草を引いておき、草マルチとして使ってみました。すると、日光が遮られて、3〜4日経ってもあまり成長が見られません。

草マルチの隙間から少し伸びている程度です。生えかけの赤ちゃん雑草は根の張り方が弱いので、立ち鎌でササっと掘りかえせばOK。何事も問題は早く対処、ですね。

巨大化したカボチャが君臨

実は畑の後方に巨大なカボチャが育っています。育っているというよりも、君臨しているが正しい表現かもかもしれません。左のお隣さんが種子を撒いてくれたそうで(なぜ?笑)今にも畑を飲み込みそうなほど巨大化し、その勢いある姿は大蛇のよう。50坪の1/4を埋め尽くしているのではないでしょうか。

せっかくお隣さんが植えてくれたかぼちゃ。周囲に生えている、生えているを通り越して生い茂っている雑草をせめて片付けたい。しかし、長く伸びた雑草には立ち鎌の刃が入りにくく、目の前にある草を刈るにも何度か振り下ろさねばならず、草刈りのスピードはあまり速くできません。

大きく開いた葉っぱがカボチャ。目の前にあるのに遠い。確かお隣さんは栗カボチャの種を蒔いたとか言っていたような。

ただ、雑草が生い茂った環境はカボチャにとってプラスになっているような気もします。調べてみるとツルは土に触れないように稾などをひくのがいいとのこと。こちらのカボチャは生い茂った雑草の上を這うように成長していて、ちょうどよく土に触れていないのです。

このような環境もあって成長しやすいのか、畑の栄養をほとんど持っていかれているのか、巨大化が止まりません。

次回行った時は、ツルを切って広がりすぎないように成長をコントロールする必要があるかも。まだ実はついていません。

人工受粉する必要があるかな?と、生い茂った雑草をかき分けて花を見に行くと、蜜蜂がブンブンしていたのでお任せして大丈夫そう。

スイカはまだ生きている

自然発生したスイカ。ハクビシンに食べられることなく成長しています。見よう見まねの人工受粉が上手くいったようで、小さな西瓜が2つ実をつけていました。実をつけすぎても甘くならないそうなので、1本のツルに対し1つと決めて育ててみます。

6時スタートで今回は7時半でギブアップ。早朝でも日が出てくると気温が上がり、作業していられません。夫と畑に行った後は水風呂に浸かるのが楽しみになっています。