せいわや

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、農業をしている店主の備忘録です

レンタル畑のお隣さんと紙とペンで連絡をとる

雑草に覆われた土地を2024年6月に借りてから、夫と2人で鍬(くわ)とスコップで整え、暑さが落ち着いてきた9月末頃から秋冬野菜を育てはじめました。

農地化するまでは週1〜2回通っていたところ、一度整えてしまえばそこまで高頻度に通わないくてもいいかも、という感じになっています。

有難いことにパン屋のほうが忙しくなっているのもあり(製造量が増えたり、シュトレンなどのクリスマスシーズンが控えていたり)現状2週間に1回くらいのペースで通っています。

連絡先を知らない人とどうやって連絡を取るのか

そうだ、お隣さんにお礼を伝えなくては。お隣さんが私たちの敷地にまいてくれたカボチャの種。超巨大化して大豊作となり、私たちでメンテナンスはしていたものの収穫までしてくれていたのです。

それだけではなく、収穫したかぼちゃを1ヶ所に集め、カボチャのつるの後始末までしてくれていたのは前回のお話。

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LINEやショートメールでお礼を伝えたくても、携帯番号すらしらない。顔を合わせたのも2回だけ。畑に持っていくいつもの道具に加えて、テープとマジックと古紙を握りしめて。アナログな方法しかないでしょう。

即興でお手紙を書くって難しい。

持ち主がいなくなっても自然に繁殖していく農作物たち

以前の借主が残していった農作物が今だにあちこちに転がっていて、自然に繁殖し続けています。

例えば、ジャンボニンニク。取りきれず地中に残った片鱗からニョキニョキと芽が出ています。畝をつくって植え付けた片鱗よりも勢いよく芽が出ているのはなぜなのでしょう。

あとはジャガイモ。あちこちで芽を見掛ける状態です。そのほか、葉ネギやニラなど。何もせず収穫が楽しめるのはメリットではありますが、育てようとしている野菜と相性がいいのか心配ではあります。

放ったらかしでも野菜は育つ

畑に行くたびに株が大きくなっています。収穫は12月頃でしょうか。

植えていないのにビーツの隣で成長していたチンゲン菜(?)どこから来たのか分からないあなた、美味しくいただきました。

大根2種、かぶ2種も成長中。段階を踏んで間引きをしています。