野菜を収穫するには、収穫後に後始末をする時間がないとできません。持ち帰って、洗って、水気を切って、日持ちしない野菜は調理して保存して。
日頃、自家製酵母のパンを焼くのを生業としています。数日ばかりお休みがとれました。9月末頃に種まきをしたビーツを収穫するため、畑へ向かいます。
巨大化したビーツの味はいかに?
大きいもので直径約10cm。小ぶりなもので直径 約6〜7cmのビーツが収穫できました。
調べてみると直径3〜4cmから収穫をはじめ、7cmまでが収穫適期。それ以上大きくなると味が落ちる、などと記載がありました。しかし、オーブンで加熱後カットして試食したところ、そんなことはなさそう。
ただし、直径約10cm巨大ビーツは中心に一部かたい部分があり、木質化がはじまっていたようですので、直径約10cm以下が収穫敵期かなと思います。
艶やかで立派なビーツの葉。スイスチャードと形が似ているので食べられそう。
葉と茎にわけ、下茹でして料理に使います。
葉の味はほうれん草に似ていて、食感はクキクキとしっかりしている感じ。
茎は幼少の頃に祖母が食べさせてくれたフキの煮物。里芋の茎の甘酢漬けを連想させられました。ルバーブとも近いのではないでしょうか。細かく刻んでスープや、炒めものにいいかも。
捨てるのは簡単。とはいえ、ビーツの葉や茎を下処理するのは大変。1ヶ月の疲労が、1日やそこらでなくなるわけもなく。昼間なのに今すぐベッドへ潜り込みたい。それでもやるのは野菜への愛かしら。
アンデスレッド(赤じゃが)の葉が枯れていた
アンデスレッドの様子をみると、葉がすっかり枯れているではありませんか。
この状態まで枯れていると、収穫時期はとっくに過ぎたかもしれません。慌てて掘ってみると、多少傷んだ赤ジャガもありましたが無事、収穫できました。
植え付けた数は少なく、芽かきもあまりできず、芽出しもできていない。放置という名の自然農法。無農薬、無肥料でここまで育ったなら、上出来でしょう。
ホクホク食感で、小さくても味は濃い。
遅れて成長中の春菊 ふたごの紫大根
10月末頃に種まきをした春菊。ゆっくりペースですが大きくなっていました。間引いた葉はサラダにしていただきました。
間引き忘れでふたごのように、2本くっついて成長している紫大根を発見。今頃、間引くのが正解かは分かりませんが、お互いの成長の妨げになるだろうなと思い、間引きを。
このくらいの大きさになると、間引くより収穫に近いかもしれません。
花咲かじいさんが灰をまくように、9月末頃ヘアリーベッチの種を蒔きました。今では畑仕事をしながらふと足元を見ると、可愛らしく成長した姿を目にすることができます。