せいわや

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、農業をしている店主の備忘録です

ハードパンを焼く日常と畑の両立 大根とカブの種まきをしました #15

千葉県船橋市で自家製酵母のハードパン屋を夫婦で営んでいます。スタッフに助けてもらいながら焼成しています。

深夜に起きる生活が身体にあわなかったり、オーブンが2段のみであったり、商品の数が揃うまでに時間がかかるため週2回営業で16時オープン。週1回予約販売・通販と特殊な営業スタイルで運営しています。

ありがたいことに営業日には来店数が多く、自分の立てた焼成スケジュールにどひゃーとなりながらも、早朝からお昼まで休みなく焼いています。

そんな日々が続いていましたので久しぶりの畑となりました。畑に行くのは週1が限度、というところでしょうか。

暑さが落ち着いてきました。冬野菜の時期がやっと、やってきます。

見よう見まねで大根とカブを

50坪の畑、レンタル当初は広いな〜〜と思いましたが、すでに不足だと感じています。50坪の1/4程のエリアを占領しているカボチャの隣に大根とカブ用の畝(うね)を作りました。

場所的に余裕があるなら畝(うね)をふたつ作り、カブで2列、大根で2列にしたかったのですが、そういうわけにはいきません。

畝の作り方は見よう見まね。幅120cm、長さ5mでなんとなく枠を描きます。枠内をスコップと鍬(くわ)で耕し、土を中央に集めて高めの畝へ。カボチャを避けながら畝を作ったので曲がっています。

メモ代わりに何を植えたのか書いておきます。

赤丸
宮重大根。長さ40〜45cmまで成長する。30cm間隔で4、5粒種まき。炊いても煮崩れしにくく、ふろふき大根やおでんに。

青丸
紫大根。名前の通り紫色をしている長さ20cm程度のミニ大根。20cm間隔で4、5粒種まき。サラダなど生食に適している。

黄色丸
スノーボールという名の白いカブ。1〜2cm間隔で直撒き。甘みがあり、お味噌汁やスープ。ソテーにしても合いそうです。

緑丸
ゴールデングローブという名のオレンジ色のカブ。1〜2cm間隔で直撒き。オレンジ色なんて可愛い!

春菊が大根やカブに対しコンパニオンプランツとして働くそうで、近くに春菊の種を蒔く予定です。

コンパニオンプランツとは?
近くに栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあう植物、野菜のこと。

野菜の成長記録

雑草が伸びては刈られ、伸びては刈られの繰り返し。枯れ草の絨毯で覆われ、前の借主が残していった残置物はそのまま。放置されて2年の土地に作物がなり始め、畑らしくなってきました。

カボチャの葉が枯れ、黄色くなってきました。枯れた葉の間からゴロゴロとした実が見えます。

10個くらいはなっていそうです。

のらぼう菜、適当にばら撒きした種から発芽し、育っていました。アブラナ科の野菜は虫がつきやすいので防虫ネットをかけます。

スイカはまだ成長中。

2週間ほど来なかっただけで収穫サイズまで大きくなっていました。

スイカの栽培に適した温度は25〜30℃だそうで、まだいけそうな気がします。収穫するに従って味は薄くなっていくような。

〈余談〉
2024年10月1日。石臼製粉機がやってきました。挽き立ての小麦で焼くパンは別格。全粒粉100%のパンや、スペルト小麦100%のパン。ライ麦、蕎麦も挽きたい。今後は自家製粉の取り組みに力を入れていきます。