せいわや

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、農業をしている店主の備忘録です

自然発生した西瓜がハクビシンに食べられずに生き残っているか #8

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、畑をはじめて2ヶ月が経ちました。

2週間ぶりに畑に行くと、西瓜が自然に発生してそこそこ大きくなっており驚いたのが前回の話。前の持ち主が残した苗から引き継がれたものでしょう。

この辺りは雑木林に囲まれていて、甘くて美味しい作物はハクビシンの被害を受けるそう。最近の気掛かりは西瓜が食べられずにちゃんと生き残っているかどうか、でした。

生きていた

無事でした。はー、よかった。まだ小さく食べても美味しくないからかもしれません。ハクビシン、さては実が赤く食べ頃になるまで待っているのでは?

全体の構造を把握する

2週間畑に来なかっただけで、前までなかった西瓜がぱっと出現。おまけにそこそこ大きめの実が付いているほど成長しています。

前回は草刈りに疲れてしまい西瓜の状態を把握できなかったので、今回は全体がどうなっているのか検証してみることに。そのためには周囲に生えている雑草を取り除きます。

立てかけてあった網に絡みつくように成長していたので、千切れないように優しく離し、広げてみるとこんな感じ。

もうひとつ実がついていました。すごい。

とりあえずハウス内の雑草も凄いことになっていたので綺麗にしました。

雑草を取り除くとハウス内でぐんぐん成長している個体を確認。実は計3個ありました。本来なら摘芯をしてツルを整えたり、栄養を実に行くようにする必要があるのですが、ツルが伸びて様々なところに絡み合い、何が何だかお手上げ状態なのです。適当にやるしかない。

多分、4株くらいはあるかと思うのですが……土の上で這いつくばってツルを整理したり、どこから生えているのか探ってみたりしているうちに日が出てきてもう暑い。ギブアップ。

見よう見まねで人工授粉とやらを。

西瓜の実はまだ白かった

ツルを整理している時に誤って取ってしまった実。割ってみると白かった。そりゃあそうだ。でも、香りは西瓜。舐めてみると西瓜。小さくても西瓜は西瓜なんですね。

畑に行くたびに成長が垣間見れて、それを見るのが楽しみになっています。無事に収穫まで大きくなってくれたらいいのだけど。

※余談※ 畑についていた動物の足跡。chatGPTに何の動物の足跡か聞いてみると「猪に似ている」との回答でドキッとしましたが、多分うさぎでしょう。でも、こんなに大きいかな?