壮絶ないじめで自分の顔が大嫌いに 計21回の整形体験者が語る顔を変えるリアル

美容整形に700万円投資してきました。同じ経験をした女性に、話を聞きたい。

第一弾は壮絶ないじめ体験をきっかけに、容姿にコンプレックスを持った、ちむたむさん(@x6zO9vHLQEcOWT0)にインタビュー。

20〜28歳の間に、たれ目形成、目尻切開、わし鼻削り、エラ削り、オトガイ形成、ルフォーSSRO、人中短縮、切開リフト、脂肪移植、ヒアルロン酸注入など。計21回の美容整形をされた、リアルな体験談をうかがいます。

最後までお見逃しなく!

オランダから日本の小学校に転入 いじめで顔に悩んだ

▲ちむたむさん、ビフォー写真(16〜18歳頃)

seinaーー今回はインタビューのご協力ありがとうございます。まずは、ちむたむさんのことを教えてください。

ちむたむさん(以下、敬称略)ーー生まれてから10歳までオランダで育ち、11歳のときに両親と日本にやってきました。

日本の学校に転入した当日から「オランダからやってきた奴がいる!」「外国から転入生がきたんだって!」と騒ぎ立てられ、隣のクラスからも見物にきて。

「あいつ外国から来たんだって!」「ハーフなんだって!」じろじろと見られたり、何故かクスクスと笑われました。

seinaーー転入当日から、そんなことが起きてしまうのですね驚きです。

ちむたむーー転入から1週間もたたずに、クラスの様子が変わってきました。

「私の机はバイ菌がついているから、触っちゃダメ」という扱いをされたり。濡れた雑巾を頭に投げつけられたり。私物を「ちむたむ菌!オランダ菌!」と言いながら、クラスメイトが投げあって遊んでいたり。

イジメが酷くなっていく中で、今でもずっと忘れられない言葉があって……。

「ハーフで可愛い子は、ハーフの成功例なんだって。じゃあ、ちむたむちゃんはハーフの失敗作ってことだね。残念、かわいそう!」

と、笑われたのが1番キツかった言葉です。いまだに、言ってきた子の声が残ってます。

▲あどけなさが残る、ちむたむさん(16〜18歳頃)

seinaーー聞いているだけで胸が痛くなります。壮絶な体験でしたね……。

ちむたむーー日本の学校に転入するまで容姿は気にしていなかったのですが、転入してきた学校でのイジメがきっかけで、ものすごく容姿を気にするようになりました。

私はすごいブスなんだ、ハーフの失敗作なんだ。バイ菌、外人菌、ブス菌って言われるほどブスなんだ。だから、みんなに「ブスの匂いがする!臭い!」って言われるんだ、と。

自分の顔が、心の底から大大大嫌いになりました。

▲美容整形に700万円投資した体験談はこちら。正直な心境をまとめました

容姿のコンプレックスから計21回の美容整形を

▲ビフォーアフターの様子

seinaーーこれまでされてきた美容整形、整形時期を教えいただけませんか?

ちむたむーー現在、31歳になりました。整形をくり返していた時期は、20〜28歳までの8年間です。

20歳〜23歳までにやったのが、

  • ワシ鼻削り
  • 鼻骨幅骨切り寄せ
  • たれ目形成
  • 目尻切開×2回
  • 上瞼のたるみとり
  • 耳介軟骨移植
  • 頬骨の骨切り
  • 頬にヒアルロン酸の注入

24歳〜26歳にやったのが、

  • ルフォーSSRO
  • エラ削り
  • オトガイ形成
  • 人中短縮
  • 口角挙上
  • 内側人中短縮

27〜28歳でやったのが、

  • アゴ下の脂肪吸引
  • 糸リフト
  • リガメントリフト
  • 頬への脂肪移植
  • 涙袋へのヒアルロン酸注入
  • 唇へのヒアルロン酸注入

です。

seinaーーはじめての美容整形はどの施術ですか?

ちむたむーー20歳でやったワシ鼻削り(*1)が、はじめての美容整形です。いきなり「ワシ鼻かい!」って思われるかもしれませんが、ものすごくコンプレックスだったので、20歳までにアルバイトで貯めていたお金で、まずワシ鼻削りに手をつけました。笑

「整形貯金」と名前をつけて、貯金をしていました。手術後麻酔の影響なのか気持ちが悪くなって、クリニックから家に帰るまで、辛かった記憶があります。

*1…ワシ鼻削りとは、盛りあがった鼻骨と軟骨をミノで削り、平らな鼻に形成する手術のこと

seinaーー整形貯金、涙しちゃいそうです……(泣)それほどまでに自分の顔に嫌悪感をもったのは、やはりいじめに心当たりがありますか?

ちむたむーーそうですね。いじめられてからずっと、死にたくなるほど自分の顔が大嫌いで。この顔じゃ、日本人に一生いじめられ続けるかもしれないと。かなり長い間、思い込んでいました。

美容院、デパートにも行けない。遊びになんて行けない。友達なんてできない。国内にいる時は、学生の時は学校とアルバイト。社会人になってからは、仕事と海外以外は、完全に引きこもり状態でした。

seinaーー「自分の顔は醜い」という思い込みが、強かったのですね。

ちむたむーーはい、そんな自分がすごくイヤで。整形をして、いじめられていた自分の面影を全部なくせたら、別人みたいに可愛くなれたら、人生もっと楽しむことができるようになるかもしれない。そう思って、整形を決意しました。

整形を意識しはじめたのは、中学生くらいです。「ビューティコロシアム」というテレビ番組に、私も出たいと思っていました。整形ってすごいな、整形したらこんな風にイキイキできるのかな? 別人みたいになれるのかな? 

整形を意識しはじめたのは、その番組がきっかけだったかもしれません。

辛かった整形は「ルフォーSSRO」と「二重の幅を狭くする手術」

seinaーー体験されてきた整形の中で、もっとも辛かった施術はなんですか?

ちむたむーー「ルフォーSSRO(*2)」と「二重の幅を狭くする手術」です。1つに絞れないくらい、どちらもとても辛い手術でした。

まずルフォーSSROは、手術直後が本当に地獄でした。それまでも何度も全身麻酔の手術を受けてきましたが、それでもルフォーSSROの手術直後は『ツラさNo.1』におどり出るほどだったんです

*2…ルフォーSSROとは、正確にはルフォーI型骨切術(ルフォー)、下顎矢状分割骨切り術(SSRO)を指す。ルフォーは、上アゴを前後左右に角度を自由に変える手術。SSROも下顎を前後左右に変えられる手術で、両者ともに骨格性の問題を解決する役割がある。主に顎変形症の改善に用いられているが、近年では「両顎手術」ともよばれ美容目的でも手術をうけられる

seinaーー私も、ルフォーSSROが美容整形の中でダントツで辛かったです。息がしにくい、水が飲めないなど、手術直後は本当に辛いですよね。

ちむたむーーのどは痛くて、カラカラで。看護師さんに「水〜〜!!!」と伝えても、麻酔が抜けきるまでは何も飲めません。とにかくのどが痛くて、苦しくて。

顔は重いし、痛いし、悪寒はするしで……。眠れたらラクなのに、辛すぎて眠れない地獄の術後を過ごしました。笑

seinaーー私も似た経験をしたので、懐かしい気持ちです(汗)二重幅を狭くする手術はいかがでしたか?

ちむたむーー日常生活に支障がでる手術でした。幅の広い二重の幅を、狭い二重に変える手術をしたのですが、目のゴロゴロ感がひどく、目がひっくり返されてるような感覚がつづき、涙がとまらなくて。

目を開けてるのが、とにかく辛いんです。抜糸の日まで、なるべく目を使わず過ごしました。あの目の痛みと、ゴロゴロ感はなかなか不快でした。生活するのも不便でしたし。

抜糸をして時間がたつほど、目がひっくり返されてる感覚や、ゴロゴロ感は徐々に収まってきましたが、術後がツラくて、不便な手術でした。

▲筆者のルフォーSSRO体験はこちらから

不要な整形をしてトラブルも ハイリスクな手術は安易にしないで

▲ビフォーアフターの様子 別ショット

seinaーー「整形」と切っても切り離せないのが「トラブル」だと思うのですが、ちむたむさんはこれまで経験されたことはありますか?

ちむたむーーあります。トラブルというより、整形したい気持ちを押し通して手術をしたら、あまりよくない結果になってしまいました。その手術は、ルフォーSSROです。

顎変形症もなく、ガミースマイルでもなかったのですが、それでも絶対に整形したい気持ちがあり、手術をうけました。

その結果、前歯が見えにくくなり、顎周りの感覚がなくなってしまいました。歯は笑っても口をあけても、前歯が見えにくくなってしまって……。口元がゆるんだような、モニャモニャ感もあります。アゴは触っても感覚がなく、食べ物がついてもわからない状態です。

seinaーーそうだったのですね。大変な出来事でしたね。

ちむたむーーただ、クリニックや医師を非難したいわけではありません。どうしても私が整形したくてしてもらったことで、結局のところ、自己責任の結果です。

私のようにルフォーSSROが不要にも関わらず手術をすると、こんな結果になる可能性もあります。手術したい気持ちで突っ走ってしまう方には、慎重になっていただきたいです。

seinaーー反対に、整形をしてよかったことがあれば、ぜひ教えてください。

ちむたむーー正直「整形して、キレイになれたか?」とか「別人のようになれたか?」と言われたら、答えはNOです。でも、整形をしてコンプレックスに感じていた部分は、少し減らすことができたように思います。

例えば、大嫌いだった鷲鼻がなくなり、広い二重を狭い二重にすることはできました。エラを小さくして、アゴをすこし細くはできました。

美人にはなれなかったですし、別人にも可愛い女性にもなれなかったけど、コンプレックスを減らせた点では、整形してよかったと思います。

コンプレックスは和らげられても別人にはなれない

seinaーー21回の整形をされ、大変なこと、辛いこと。それだけではなく、コンプレックスの解消になったことなど。さまざまな経験されてきたちむたむさんですが、今の時点でこれまでの整形をふり返ると、どのように思われますか?

ちむたむーーそうですね。整形をすれば、いじめられていた自分の面影が「完全に消えるはずだ」と、思っていたんです。醜い自分が消えて、別人になって、可愛くて、キラキラした素敵な女性になれる……と、思っていました。

でも、いくら整形をしても別人にはなれませんでした。私は私。いくら整形しても面影は消せません。結局整形ってすごい美人になれる、別人になれる魔法でもなんでもなくて、たった数ミリの変化を、お金で買うことなんだなと。それ以上でも、以下でもないんだなと。

seinaーー(沈黙のうなずき)

ちむたむーー整形をして「よかったか?」と聞かれたら「やってよかった!最高!」と言いたい気持ちはあります。でも、さっきお話した通り、コンプレックスは減らすことはできましたが、それだけですね。

別人になんて、なれなくて。整形してワシ鼻じゃなくなっても、広い二重が狭い二重になってもエラが多少なくなって、あごも少し細くなっても、私は私のままでした。

何度も顔を変えて夢からさめた

▲(左)真顔時の変化 (右)笑顔時の変化

seinaーーそういう「整形の現実を知る瞬間」って、ショックですよね。

ちむたむーー整形しても、可愛くなれない。まったくの別人になんてなれない。整形をくり返して心底思い知ったときは、本当にショックでした。「次こそ、キレイになる!」と、謎な期待をもっていたので。

整形の夢からさめて、随分とお金も、時間も、労力も、沢山整形に使って、悪足掻きをしてきたなぁと思います。

整形マンガでよくあるようなことは、私には起こりませんでした。例えば、道を歩いてたらふり返られる、いきなりモテるようになる、スカウトされる、チヤホヤされるとか。そういうのですね。笑

seinaーーあるあるですね。私も、そういう憧れを持っていました。笑

ちむたむーー整形しても、性格は内向的のままです。キラキラした女性とは縁遠いままです。整形マンガによく出てくるような、キラキラしたメリット(?)みたいなものは、一切感じていません。

夢のない話になってしまいますが、私の場合は整形をしても、人生変わらなかったな〜という感じです。笑

整形は人生の目的ではない 幸せのきっかけ

seinaーーたくさんの深いお話、ありがとうございます。これから美容整形をする方に伝えたいことがあれば、ぜひ教えてください。

ちむたむーーこれから整形をする方には、整形を人生の目的にはしないで、整形は人生の目的を叶える手段として使ってほしい、と思います。

「次こそはキレイになれるかも!」
「整形したら人生が変わるかもしれない」

そんな叶う保証もない期待や、願望をいだきやすいですが、整形の夢から覚めたときに、目の前が真っ暗になってしまわないように。整形を人生の目的にはしては、ダメです。

整形したからといって芸能人のようになれる、すごい美人になれる保証なんてありません。美人どころか、今よりもキレイなる保証さえありません。

seinaーー整形をやり込むたびに、不思議と期待度ってあがりますよね。これだけお金をかけて辛い思いをしているんだから、キレイにならなきゃおかしいというか、悔しいというか、諦めきれない感覚になりますよね

ちむたむーーそうなんですよね。整形は魔法ではなく、数ミリ単位の微調整なので、あまり期待はしないで。過度な期待はせず、自己満足程度にやるくらいが丁度いいと思います。

「整形=幸せ、快楽」になると、危ないんです。整形中毒は、ほんと〜〜に危険です。人間の皮フには限界があり、くり返すと皮フは固くなり、手術もしずらくなっていきます。

整形は「幸せに暮らすためのきっかけ」だと思ってください。

seinaーー「整形は魔法ではない」は、私も整形してきて実感しています。

ちむたむーーそれと「自分の顔を気にしているのは、自分のだけかもしれない」ということに、気がついてほしいです。

整形をくり返して、それでも納得できなくて、死ぬ寸前まで顔にこだわり続けて「あと目尻を何ミリさげたかった!」とか「涙袋をもう少しふくらましたかった!」と悔いながら、死ぬのなんて嫌じゃないですか? 私は嫌です。

整形や容姿に偏らずに、人生を楽しめたり、自分が幸せに感じられることを1つでも2つでも見つけておくのは、とても大切だと思います。

ちむたむさんのこれから 容姿に囚われた時間を取り戻したい

▲現在のちむたむさん

seinaーーこれからどんな風に生きていきたいのか。もしよかったら「ちむたむさんのこれから」について聞かせてください。

ちむたむーー整形の夢からさめて現実を知り、諦めました。

seinaさんの以前のブログ「スヌーピーの配られたカードの話」の中にあったカードにたとえると、私にはもともと「美を武器にできるカード」は配られていなかったんです。整形しても、これは変わらなかったので。

seinaーー読んでくださったのですね。ありがとうございます。

ちむたむーー長い間、整形や容姿に囚われて生きてきましたが、これからは容姿から離れたいと思っています。

人生の楽しみや生き甲斐をみつけて、容姿ではない自分の配られたカードを探して、見つけたらゆっくり磨いて、日常の楽しみに注意をむけたりして。容姿に囚われて忘れてしまってた日々を、大切にしていきたいです。

一度きりの人生、もういい加減に自分を受け入れて、楽しんで、ささやかな幸せを感じながら暮らしていきたいと思っています。


以上が、ちむたむさん(@x6zO9vHLQEcOWT0)へのインタビューでした。この度はご協力ありがとうございます。

ちむたむさんの人生のお話、整形の体験談、これから美容整形する方に伝えたいこと。

彼女のメッセージが、誰かの心におもく残るように願っています。

▲「スヌーピーの配られたカードの話」はこちら

インタビューに応じてくれる方を募集しています

【募集人数】
3〜4名程度

【掲載場所】
美しくなければ生きていけない
https://seina7.com/

【インタビュー内容】
・容姿に悩んだきっかけ
・手術の体験談
・整形を決断した理由
・整形後の心境
・やってよかった整形
・整形のトラブル
・これから整形をする方に伝えたいこと など

※人によってご質問内容は異なります

【インタビュー方法】
ツイッターDMにて、連絡や質疑応答のやりとりをいたします

※質疑応答には、Googleドキュメントを使用する予定です

【お申し込み〜記事公開までの流れ】
1.申し込みフォームにご記載をお願いいたします

2.ツイッターDMにて連絡いたします

3.Googleドキュメントで質問事項を送付

4.ご回答をお願いいたします(1週間以内にお願いいたします。また、回答内容によっては、複数ご質問させていただく場合があります)

5.お顔のビフォーアフター写真をツイッターDMにてお送りいただく

6.当方で記事作成、画像挿入

7.完成記事のご確認

8.修正対応

9.当ブログで公開。その後、ツイッターで拡散いたします

【条件】
・美容整形に300万円以上投資した女性(プチは除く)
・ご年齢、施術名、整形時期、費用合計をお答えいただける方(2つまでNG可)
・ツイッターアカウントをお持ちで、ご自身のアカウントを公開できる方
・ツイッターDMでこまめにやりとりできる方
・整形に関するご質問に詳しくお答えいただける方(短文のみの回答は不可です)
・お顔のビフォーアフター写真を公開できる方(モザイク処理可、目元のみ)
・インタビュー記事を筆者のツイッターインスタグラムで公開しても問題ない方
・完成記事をお持ちのツイッターアカウントで拡散していただける方

【その他補足】
・金銭のやり取りはいたしません
・仮名、ニックネームOKです
・捨て垢、鍵垢の方は対象外といたします
・お申し込み後、ツイッターDMにて連絡いたします。DMの開放をお願いいたします
・個人情報はインタビュー記事公開後、削除いたします
・インタビュー記事に関してご質問、ご相談がある場合は、申し込みフォームにて伝達をお願いいたします

この記事を書いた人

Seina

整形と減量で生まれ変わったライター。当ブログでは「美しくなること」をメインテーマに執筆。コラムやエッセイはnoteで更新中。ご連絡はお問い合わせからお願い致します。>詳細プロフィールはこちら