むちゃ食い 非嘔吐過食を克服するまでの道のり (12)夜中の過食をやめるには原因の理解から

こんにちは。過食と11年間戦い、克服までの道のりについてブログを書いているseinaです(@st_0905

過食と戦っている最中に悩まされていたのが、

「不眠」と「夜中の過食」

でした。

夜眠れず、そのまま起きて過食する。という流れが続いた時期があります。ひどい時は夜中に目が覚めて、そのまま過食に走ることも。

その後、不眠も夜中の過食も解決。どうやって解決できたのか、そのヒントをこのページにまとめます。

鍵となるのは、

  • 眠れない理由
  • 夜中に過食する理由

この2つへの理解です。

臨床心理士からのお墨付き 不眠の理由はリラックス不足と自律神経

結論から言うと、過食しがちな方は慢性的なリラックス不足といってもいい状態。だから、不眠にもなりますし、過食もおきます。

これには「交感神経」と「副交感神経」の自律神経が関わっています。

交感神経
→覚醒する際に使われる神経のこと。覚醒、緊張、興奮、活動と関わっています。活性化するシーンは何か考え事をする、不安や恐怖などネガティブな感情が湧いていたり、身体を動かしているときです。

副交感神経
リラックスモードになる際に使われる神経のこと。睡眠、鎮静、弛緩、休息と関わっています。活性化するシーンは、食事、休息、睡眠、入浴、マッサージ、安心感や平穏さです。

なんとなく、答えが見えてきましたか?

そう、過食しがちな方は交感神経を使うのが得意。いっぽう、睡眠時に必要な副交感神経を使うのが下手くそなんです。だから寝付けない、途中で起きるなど不眠になりやすい。

過食しがちな女性の頭の中をのぞいて、不眠の理由を探ってみましょう。

頑張らなきゃ
〜であるべき

と、常に「自分自身を抑圧する考え方」がありませんか?

いつもこのような考えがあり、頭の中は大忙し。抑圧的な考え方から緊張状態になり、交感神経がガンガン使われています。

しまいには夜寝る時間になっても「頑張らなきゃ」と、なぜが焦っています。心当たりある方も多いのでは?

寝る時間になにを頑張るのだという話ですが、真面目な方が多いんですよね。「休んではいけない」と、ワケもなく自分に厳しくしてしまう。決してダラけてはいないのに、休む行為を「ダラけている」と認識して、休息を許せない。

こうした抑圧的な考え方によって交感神経を酷使し、リラックスに必要な副交感神経のスイッチがなかなか入りません。不眠になっても当然、とも言えます。

実際、過食や鬱がひどく臨床心理士のカウンセリングに通っていた時に「不眠」の相談をすると、

臨床心理士

seinaさんはリラックスモードになる、副交感神経がうまく使えていないですね

と、ご指摘をいただきました。

というように、リラックス不足と不眠は大きく関係があります。

実は、過食とも関係があるのです。

リラックスしたいから過食する 身体は副交感神経を使いたがっている

入眠時は、リラックスモードになる「副交感神経」が活性化しないと眠れません。

しかし、過食しがちな方は抑圧的な考え方が通常のため、交感神経のスイッチが入りっぱなし。副交感神経への切り替えがうまくいかない、という話は前述のとおりです。

そこで、簡単に一瞬でリラックスモードに切り替えられるのが「食べる」です。つまり過食ですね。

過食をすると、胃が満たされる感覚でフワ〜っとしたり、満腹感からボーッとしませんか? これが副交感神経が活性化している合図。食事を消化する際に副交感神経が使われます。

日頃、交感神経を使いすぎていて、副交感神経が使われていない。身体はリラックスしたいのにできていない。だから「過食」で手取りばやく副交感神経を活発化させたい。と、身体を守るために、無意識的に過食を引き起こしている可能性があります。

リラックスできていないから食べたくなる。もしくはリラックスするために食べる、と言ってもいいでしょう。

過食は「心の隙間」を埋めたい裏返し

眠れずに起きて過食する。
過食しないと、安心して眠れない。
食べずにいられない。

本来、空腹でいる方が睡眠の質があがり、寝つきがよくなると言われています。なのに過食してしまうのは、どこかおかしいですよね。

別のところに問題があるのではないかと思い、夜中に過食したくなる時の心境を探ってみました。

すると、

「今日、ちゃんと1日を過ごせなかった」
「何にもできなかった」

という、自責感や満たされない感覚が過食を引き起こしていると気がついたのです。どうやら、その「心の隙間」を満たすために、過食が起きているようでした。

でも、過食は短絡的な癒し。過食しても癒されるのは一瞬。待っているのは後悔だけ。食べ物では根本的な解決にはなりません。

では、一体なにが欲しかったのか。

私が本当にほしかったのは、大して美味しくもない食べ物を詰め込むのではなく、

  • 達成感を味わえた1日
  • 「私はできている」という感覚
  • 「頑張れた」という気持ち

でした。

満たされない原因がわかったら、本当に欲しいものを得られるように1日を過ごせばいいだけ。

過食は悪いことではない でも本当の意味であなたを救わない

この記事のまとめ

・過食しがちな方は交感神経を酷使して常に緊張状態


・副交感神経への切り替えが苦手。だから不眠になりやすい


・休息を欲している身体が無意識的に過食を引き起こしている

・過食で「心の隙間」を埋めたがっているかも

不眠の原因と夜中に過食したくなる自分を理解できると、楽になりませんか? 解決策がみえてこないでしょうか?

もしあなたが夜中に過食してしまうなら、その裏側には何か満たされないものがあるかもしれません。

過食したい気持ちに抵抗するのはしんどいですよね。一時的にでも楽になりたいから、過食したいですよね。「過食は悪い」とは言いません。でも、本当の意味で過食はあなたを救わない。

なぜ食べたくなるのか、考えてみてくださいね。

過去の過食克服記事はこちら

▲これまで執筆した過食克服に関する記事は、こちらのページにまとまっています。

この記事を書いた人

Seina

整形と減量で生まれ変わったライター。当ブログでは「美しくなること」をメインテーマに執筆。コラムやエッセイはnoteで更新中。ご連絡はお問い合わせからお願い致します。>詳細プロフィールはこちら