ベランダ家庭菜園のはじめ方 必要なもの 初心者でも育てられる野菜は?

こんにちは、我が家で育てているバジルが豊作なseinaです(@st_0905

コロナ禍による外出自粛を機に、スタートした家庭菜園。ベランダで「青しそ」と「バジル」を育てています。

どちらも種から育てはじめ、4ヶ月ちょっとでこんなに立派に!

ずっと家庭菜園をしたい、したいと思っていました。

でも、

面倒なのでは?
大変なのでは?
難しいのでは?

と、重い腰があがらず、日が経つばかり。

でも、いざやってみるとそんなことはなく。意外と簡単に家庭菜園ができたのです。

今回はこれから家庭菜園をはじめたい方に向けて、必須アイテム、初心者に適したおすすめ野菜を紹介します。

ベランダで家庭菜園をはじめる前に必要なもの

スコップ、ジョウロ、はさみ、手袋など。

これらの園芸用品は100円ショップで購入できるので省くとして、そのほか必須アイテムを紹介します。

必須アイテム1 培養土 安価な土は要注意

環境保全関係の会社を経営している夫は、培養土につかわれる堆肥(たいひ)に知識があります。

これから家庭菜園をはじめる方には、重要なお話をシェアします。虫が大嫌いなら、真面目に聞いてください。

堆肥とは、生ゴミ、家畜のフン、木くずなどを混ぜあわせ、発酵させてつくる肥料のこと。培養土には、この有機肥料が混ぜ込んでいるタイプが多く、すぐに種や苗を植えられるのが魅力。

しかし、夫によると、しっかり発酵させた堆肥を使わないと、虫が湧きやすいのだそう。ものによっては、キノコが生えるとか。未発酵な堆肥は、いわゆる「生ゴミ」に近いためです。

また、発酵させるには手間がかかるので価格も高くなりやすい、とのこと。

なので、安すぎる土は、虫がわくリスクが高いと言えます。

▲我が家で使っている培養土はこちら。虫が無数にわいて大変!という自体は起きていません。コバエを数匹みる程度。

培養土を購入するうえでの、大切なポイントをまとめます。

  • 1000円以上の培養土を購入する
  • 配合原料を明記している培養土を購入する(真面目に作っているメーカーだと判断できるため)
  • 堆肥不使用の培養土を購入する

この3点だけ気をつけるだけでも、あとあと困らずにすむでしょう。土を処分するのも大変ですから。

品質がよさそうな培養土をまとめておきます。

▲配合原料が明記され、レビューも高評価。虫の被害にあわれた方も少なめ。

▲配合原料が明記されているだけではなく、堆肥不使用の培養土。熱処理をおこなっているので、カビや虫がわきにくいとか。こっちを購入すればよかったかも。

また、培養土を購入する前に、レビューによく目を通してみてください。

よさそうに見えても、実際は品質の悪い培養土かもしれません。

必須アイテム2 プランター 育てたい野菜によって選ぼう

プランターは色々な形があり、主に円形タイプ、長方形タイプの2つにわかれます。

どちらにするか迷う場合は、「何をどのくらい植えるか」で考えるといいでしょう。

<円形タイプが適している方>
・特定の野菜を1本だけ育ててみたい

・プランターをこまめに移動させて、日当たり具合を管理したい(円形のほうがラクに移動できます)

・パクチー、ミント、パセリなどのハーブを必要なだけ育てたい

▲我が家では、円形のフェルトタイプのプランターを使用しています。コロコロした見た目が可愛い。

これを使用する場合、軽石鉢底ネットは不要になります。

<長方形タイプ>
・小松菜、ミニ人参、ラディッシュなど列をなす野菜を育ててみたい

・葉野菜をたくさん育てて収穫してみたい

・特定の野菜を2本以上同時に育てたい

・複数の野菜をよせ植えしたい

▲高さ26cm、横57.5cm、奥行き23.5cmの長方形プランター。野菜をたっぷり育てたい方むけ。

支柱を取りつけられる穴や、鉢底ネットつきで機能的!

必須アイテム3 軽石、鉢底ネット 水はけを良くして土の流出を防ぐ

プラスチック製のプランターを使用する場合、軽石は必須アイテムです。水捌けをよくします。

一度購入すれば、洗ってくり返し使用できるので経済的。

また、鉢底ネットがついていないプランターの場合、別途必要になります。

土が鉢底から流出するのを予防するためです。

▲20×30cmの鉢底ネット。大きいプランターなら複数枚使うか、小さいプランターならカットして使用できます。

必須アイテム4 コバエ除けに役立つ赤玉土(小粒)

この赤玉土コバエ除けに役立ちます。

土がむき出しのままだと、虫がよってきやすいのです。それを予防するために、赤玉土が使えます。

使い方としては、

  • プランターに培養土をいれる
  • 種をまく、または苗を植える
  • 土表面を覆いかぶせるように赤玉土をまく

という手順です。

*写真

だいたい、1cmくらいの厚さで。

コバエは、有機物に卵を産みつける性質があります。対して、赤玉土は無機物のため、コバエがよりにくいのです。有機物が含まれた土の上から被せると、コバエ除けになる、というわけ。

防虫ネットを使用して、はじめから防虫対策をしっかりする。または、コバエは気にしない方は赤玉土は不要です。

もし赤玉土を使用するなら、「コバエがよる前に赤玉土をまく」を忘れてないでください。

コバエが湧いてから赤玉土を被せると、コバエの温床になりかねないので、ご注意を!

▲使用している赤玉土はこれ。14Lもあるので、たくさん家庭菜園をしたい方向けです。「プランター1つ分だけ育てたい」という方には不向き。

我が家には円形のプランターが5つありますが、14Lの赤玉土を半分消費しました。そのくらいの量です。

必須アイテム5 肥料 固形か液体かはお好みで

野菜を大きく、美味しく育てたい場合、

どちらかが必要です。お好きな方を選べばOK!

固形肥料は、土に直接まいて使用します。成分がゆっくり効いていくタイプ。いっぽう液体肥料は、希釈して使用します。こちらは即効できくタイプ。

液体肥料は、野菜によりますが1〜2週間に一度のペースで作物にあたえ、固形肥料は数ヶ月に1回程度。

▲我が家では、ハイポネックの液体肥料を使っています。青しそは肥料を嫌うらしく、バジルにのみ使用中。

また、有機物入りの固形肥料は虫がよってきやすいデメリットもあります。気になる方は化学肥料の固形肥料か、液体肥料だと心配がありません。

とくに、夏野菜、根菜、葉野菜には肥料は必須です。育てる予定がある方は、用意しておきましょう。

▲液体肥料といえばコレ!と言われている、ハイポネックス原液。園芸コーナーにいけば、手に入りやすいポピュラーな液体肥料です。でも、800mlもあるので結構重たいです。

▲アマゾンで人気の固形肥料。固形+液体のダブル使いもいいかなと思えてきたので、こちらも検討中。

▲虫が気になる方は、こちらの化学肥料を。しかし効きやすいため、「肥料やけ」を起こしやすくなります。コントロールしながら与えると◎

必須アイテム6 防虫ネット これがあれば虫に喰われない!

  • 防虫スプレーを使いたくない
  • 薬剤を使わずに無農薬野菜を作りたい
  • 絶対に虫にくわれたくない

という方は、防虫ネットが必要です。

(現在、食品からとれる成分を使用した、安心して使える防虫スプレーもあります)

防虫ネットは、主に2つあります。

  • 支柱なしのタイプ
  • 支柱ありのタイプ

支柱とは、支えるための柱のこと。

支柱なしのタイプは、地植えする方向け。支柱ありのタイプは、プランター栽培向けです。

▲支柱なしのタイプはこちら。地面に直接野菜をうえる方向け。Uピンで固定するそう。支柱をトンネルのように設置し、その上から被せるのもあり。

▲アマゾンでは、トンネル状の支柱も購入できます。

▲プランター栽培の方は、「防虫ネット+支柱」がセットになった商品が便利。

必須アイテム7 殺虫&殺菌スプレー 虫の被害や葉っぱの病気を予防する

植物や土がある場所には、必ずといっていいほど虫がよってきます。たとえマンションであっても。

殺虫・殺菌作用のあるスプレーを、1本常備しておくと安心です。

▲我が家では、天然成分を使用したオーガニック栽培向けの殺虫・殺菌スプレーを使っています。

大きな虫には効きませんが、小さめの虫(ハダニ、コバエ)には効いてくれます。葉っぱにかけておくと、病気を予防する効果もあるとか。

このスプレーのおかげか、虫による大被害はありません。もう3本目に突入します。

何を育てればいい? 目的別 初心者向けのおすすめ野菜

プランターで育てられ、なおかつ初心者向けの野菜がないか調べました。

  • 虫の被害が少ない
  • 収穫量が多い
  • サラダの具材に活用できる

この3つの目的別にわけて紹介します。

虫の被害が少ない野菜がいい

香りがする野菜は、虫を寄せつけにくいそうです。

バジルと青しそを育てていますが、大きな害虫被害はありません。少し、ハダニにやられる程度。

トマト、なす、きゅうりなどの夏野菜と比較すると格段にすくないように思います。

シュンギク

独特の香りと、歯応えのあるシュンギク。

すき焼きには欠かせない葉野菜ですが、和え物、お浸しとしても重宝します。

また、シュンギクはキク科の野菜で、害虫被害が少ないとしても有名。野菜が発する香り、野菜自体にある辛みがに防虫効果があるとか。

ほかの野菜と一緒に寄せ植えをすると、その野菜も害虫被害にあいにくくなることから、「コンパニオンプランツ」とも呼ばれています。

【種まき時期】3〜5月、8〜10月
【収穫時期】4〜7月、9〜12月

バジル

イタリアン料理には欠かせない、バジル。

スーパーのバジルよりも、自宅で育てているバジルの方が香りが濃いような気がします。

その香りのせいか、芋虫に盛大に食べられたり、アブラムシの被害にあうなど、害虫被害はゼロ。でも、ハダニが葉っぱ上を歩いているのを、時々みかけることも。笑 

バジルは害虫被害よりも、

  • 低温障害による葉っぱの黒ずみ
  • 日光・肥料不足による葉っぱの黄ばみ

これらのトラブルの方が起きやすいと思います。

【種まき時期】4月中旬〜6月中旬
【収穫時期】7〜10月頃

ハダニとは?

植物全般にあらわれる、小さなダニのこと。植物の葉っぱの裏に生息し、葉から養分を吸いとり、葉を弱らせ、見栄えを悪くさせます。被害が大きい場合、植物が枯れる恐れもあります

パクチー

香草、コリアンダーとも呼ばれるパクチー。アジアン料理には欠かせません。

また、香りのある野菜は抗酸化作用があるそうです。次はパクチーを育てるのもいいかも、と考え中。

収穫しても、収穫しても成長してくるとか。

【種まき時期】3〜4月、9〜10月
【収穫時期】種まきから3〜4ヶ月後

青しそ

我が家でも育てている、青しそ。

夏場には、薬味として大変重宝します。「今日はカツオのたたきだから、ベランダから摘んでこよう」というように。

大きな害虫被害はいまのところゼロ。香りの効果なのかも?

【種まき時期】4〜6月
【収穫時期】6〜9月頃

コスパ重視 収穫量が多い野菜がいい

バジル

摘芯(てきしん)といって、収穫量をふやす作業をすると、面白いほど収穫できます。

その収穫量は、消費するのに困ってしまうほど。コスパ重視なら、断然バジルがおすすめです。

【種まき時期】4月中旬〜6月中旬
【収穫時期】7〜10月頃

青しそ

暖かくなった4〜5月に種まきをすると、1週間もせずに発芽。

夏にかけて気温が高くなっていくにつれて、ぐんぐん成長し始めます。種まきから3ヶ月もあれば、茎が太く、立派な苗に!

収穫時期は6〜9月。この間は、新しい葉っぱがワラワラと出てきます。

【種まき時期】4〜6月
【収穫時期】6〜9月頃

シシトウ

ほろ苦さのある、大人の味わいのししとう。食卓にちょっとあるといいですよね。

ピーマンよりも育てやすく、虫に喰われてもたくましく成長する強さがありながら、1本から70〜100個も収穫できるのだとか。

私も興味ありです。

【種まき時期】3月
【収穫時期】7〜10月頃

ニラ

1株から何度でも収穫できる、ニラ。日当たりが悪い場所でも育ってくれるそう。

葉っぱの病気になりやすいので、葉の病気を防ぐスプレーを用意しておくと安心かもしれません。

【種まき時期】3〜4月、9〜10月
【収穫時期】7〜11月頃

サラダの具材になる野菜がいい

ルッコラ

ほのかにゴマの風味と、多少の辛みがあるルッコラ。サラダに少し入っているだけで、豪華になりますよね。

野菜というよりハーブに分類されるため、虫の被害にもあいにくいとか。

【種まき時期】4〜6月、9〜10月
【収穫時期】5〜8月頃、10〜12月頃

ラディッシュ

ラディッシュ、またの名を「はつかだいこん」と呼びます。薄切りにしてサラダにのせると、キレイな赤色がいい彩りになります。

また、ラディッシュは一定間隔をあけて、横並びにして育てます。そのため、長方形のプランターを選ぶのがコツ。

一度にたくさん育てれば、収穫量もアップできます。

【種まき時期】3〜5月、9〜10月
【収穫時期】4〜6月頃、10〜12月頃

ベビーリーフ

サラダに入れると、一気におしゃれになるベビーリーフ。実は、種から育てられるんです!

萎れてしまいやすいですが、土に植えていれば萎れる心配はなし。欲しいときに収穫すれば、いつでも新鮮なベビーリーフをいただけます。

ただし、葉野菜は虫の被害にあいやすい宿命があります。

殺虫・殺菌スプレー、防虫ネットを駆使して、虫除け対策に力を入れる必要がありそうです。

【種まき時期】3〜6月、9〜10月
【収穫時期】4〜11月頃

家庭菜園の王道、トマト、なす、きゅうり、ピーマンはどうなの?

夏野菜は「家庭菜園の王道」というイメージがあります。しかし、初心者にはハードルが高めの野菜。縦に伸びる野菜のため「支柱」が必要になります。

また、虫の被害にあいやすく、病気などのトラブルがあれば収穫量にも影響がでる恐れが。チャレンジするなら、大きめの長方形プランター支柱防虫ネット殺虫・殺菌剤はそろえておくべきでしょう

種と苗、どちらから育てればいい? メリットデメリットで考えよう

いざ野菜を育てるとなると、方法は2つ。

  • 種から育てる
  • 苗を購入して育てる

どちらがいいの? となりますが、どちらでも大丈夫なんです。

両者のメリット・デメリットを比較して、どちらがいいか考えてみましょう!

種から育てるメリット・デメリット

<メリット>
初期費用が安い
→1袋100〜300円程度

たくさん育てられる
→1袋に何百粒も入っているため

何年も同じ野菜を育てられる
→ベランダ家庭菜園では使いきれないため

種から育てる楽しさがある
→少しずつ成長していく様に愛情が持てます

<デメリット>
発芽しない可能性もある
→種の発芽率は100%ではありません。バジルの発芽率は70% 生育環境が悪いと、もっと下がる可能性があります。土深く種をまかないのも大切

移動できない野菜もある
→根菜類は一度植えたら移動ができません。青しそは根っこを触られるのが苦手なので、若いうちの移植は不向きです

苗から育てるメリット・デメリット

<メリット>
すでに成長した苗が手に入る
→種まきの時点で失敗……という自体は回避できます

難しい野菜にも手軽に挑戦できる
→発芽や生育が難しい野菜でも、苗を購入すればその手間が省けます

時間がかからない
→種から育てると、苗になるまで3〜4ヶ月はかかります。その時間が省けるのは楽チンです

<デメリット>
価格が高い
→種は数百粒はいって100〜300円。苗1本あたりの価格と同じくらい。比較すると、種のほうがお得感はあります

ワクワク感が薄い
→種から育てると、まるで我が子のような気持ちになります。「あんなに小さかったのに、こんなに大きくなって」のように。いっぽう苗の場合は、よその子供を連れてきたような気分に。成長を楽しむワクワク感は薄め

これから家庭菜園をするなら 育てやすいバジルを!

冒頭でもお話した通り、「青しそ」と「バジル」を育てています。

初心者の方にお勧めできるのは、断然バジルです。

両者をくらべてみると、害虫被害や葉っぱのトラブルが多いのは、青しそ。

日に当てすぎると、日焼けを起こす。小さなプランターに植えると、根つまりを起こして葉が黒くなる。肥料は苦手なようで、間違えて与えたら元気がなくなる。ハダニに食べられやすい……など。

青しそ、意外とデリケートなんです。

いっぽう、バジルは常夏の植物なので、寒さには弱め。低温障害といって、寒い気候にさらされると葉が黒くなるトラブルは起きやすいです。

でも、トータル的にみれば、バジルは青しそよりも手がかからないので楽チン。

夏場はぐんぐん成長し、収穫量が多いのも楽しい!

バジルはサラダにのせていただいています。とても美味しいです。深く、濃いバジルのいい香り。

バジルがベランダにあると、重宝しますよ。おすすめです。

この記事を書いた人

Seina

整形と減量で生まれ変わったライター。当ブログでは「美しくなること」をメインテーマに執筆。コラムやエッセイはnoteで更新中。ご連絡はお問い合わせからお願い致します。>詳細プロフィールはこちら