『凡人の星になる 月間10万PVの雑記ブロガーが「凡人」を武器にするまでの七転八倒 (著)やまま』を拝読し、改めて文章について考えさせられる【書籍レビュー】

この度、雑記ブロガーのやままさんが『凡人の星になる 月間10万PVの雑記ブロガーが「凡人」を武器にするまでの七転八倒』を出版されました!

Amebaでブログを開設。その後、はてなブログに移行し、人気ブロガーに至るまでのことが書かれています。そんなやままさんの著書を拝読し、今回僭越ながらレビュー記事を書かせていただくことにします。

やままさんとはSNSを通して知りあい1年も経っていませんが、レビューを書きたくなるくらい一方的なファンなんですよね。

どこが好きかって、文章です。

改行をせずギュッと文章が詰まっている部分が特に好きで、それなのに突っかかることなくスルスル読めるところ。私は文章フェチのようで「この人の文章好きだな〜」と一度思ったら、ずっと購読するタイプなのです。

カッコつけたレビューは書けませんが、ファンの1人として率直な感想まとめます!

▼やままさんのブログはこちら
言いたいことやまやまです 自意識過剰な30代OLの愉快な生存報告

この本は笑わず、お腹を空かせずには読めません 

私は普段、悩みを解決できる本ばかり選びます。

最近購入したのは、自己肯定感を高める本だったり、カラダづくりの本だっり。読者の悩みを解決できる具体的な方法を、教えてくれる内容です。つまり本を通して自分よりも立場のある偉い人から「〇〇しましょう」「〇〇しなさい」と教え被られるわけです。

それが本であると思っていました。

しかし、私の中の『本』の定義がくつがえされました。やままさんの著書はよい意味で「教えられる感」がありません。体験談オンリー。良いことばかりではなく苦労話も赤裸々に書かれていて、その姿に説得力を感じます。「教えられる感」がないけれど、行動で示してくれるような。

まるで隣で語りかけてくれるように、本の内容が身近に感じられる温かさもあります

また、あえてどことは書きませんが、読みながら思わず「フフッ」としてしまうところもあったり。笑いなしでは読めない一冊。

私はやままさんのように毎日更新ではないので偉そうなことは言えませんが、同じブロガーとして「わかる〜〜〜!」と叫びたくなるくらい、深い共感もありました。読まれたいのに読まれない、結果が出ずに悶々とする。今の私はまさに『結果が出ずに、読まれない』状態に苦しむことも多く、自分のブログに悩むことも多いので尚更です。

あと、読んでいるとお腹が空きます。絶対に。

食レポをどのような経緯で書かれてきたのかが載っているのですが、その描写がやままさん流で…食べ物を思い浮かべずにはいられないんです。脳内で湯気がたった肉まんや、パカっと割ったときの肉まんの断面をイメージしてしまう…書きながら、お腹が「グゥ」と鳴ります。

あぁ、お腹すいた…

面白い文章を書けるまで、どのくらいの時間を費やしたのか

やままさんの文章は、面白いのです。

それはエピソードの濃さだったり、エピソードを面白くさせる文章だったり、色々な要素があわさって起きるのだと思います。著書を読みながら「私にはこういった面白さが足りないな」を反省するのですが、面白いからスイスイと読み進めちゃう…そんな本でもあります。

著書をすべて読み「ここがよかった」「あそこは最高に面白かった」と具体的な部分をあげて、レビューすることはいくらでもできます。けれど私がやままさんの著書を通して感じとり、言わずにいられないのは、面白い文章を書けるまで、どのくらいの時間を費やしたのかです。

エッセイストに憧れて幼い頃から文章にだずさわってきたなら、現在に到るまでに費やした執筆時間はどのくらいだったのかと考えると、膨大な数字になるでしょう。

私は、”よい文章”と”文章にかかわる時間の長さ”は、比例すると思っています。

文章は書けば書くほど、よくなるからです。有名な作家や小説家は、本質的に持っていた文章への適応もありますが、いきなりプロレベルの文章を書けるわけではないでしょう。プロレベルの文章を書けるようになるまで、私たちの知らない膨大な執筆時間があったに違いありません。やままさんも、きっとそうなはず。

私ごとで恐縮なのですが、『執筆時間の長さ』について思い出すエピソードがあります。

「おまえの文章は荒削りだ」

この、夫からの一言。

彼は元新聞記者で、ちょうど私と同じくらいの頃は睡眠時間を削って書いたのだそう。寝ようとして目をつぶっても、頭の中で文章が流れて止まらないほどだったとか。当時の夫にどのくらいの執筆時間があったかは分かりませんが、膨大な執筆時間があったからこそ、今の文章力があるのだといいます。

私は文章を書き初めて3年目になります。3年目なのに、いまだに初心者丸出しの真面目な文章を書き、ムダな言葉をつけ、同じ表現を使いまわすことも。このレビュー記事ですら、彼は「荒削りだ」と言うでしょう。

成長が浅いのには、明らかに執筆時間が足りていないのです。

「今日は疲れたからこのくらいにしておこうか」
「また明日書けばいいか」

何かにつけて書かない時間を作ろうとしている気がするな、よい文章書きたいんじゃなかったのか、全然ダメだなと。

『よい文章』って一体何なのかという話にもなりますが、私自身がしっくりきたり、誰かの心をジーンとさせたり、考えさせたり、ほほぅと言わせたり。有名なジャーナリストや、好きなライターやブロガーさんの文章に触れる中で、多分そういう物を自分に求めているのだと薄々感じます。

在宅フリーランス。お尻を叩いてくれる上司もいません。自分が求めるよい文章を書きたかったら、自分で自分のお尻を叩かなければならないのです。著書を通して、文章との向き合い方を改めて考えさせられる機会にもなりました。

おっと、真面目になってしまった。

やままさんファンなら絶対に読むべし!

ここまでリアルに名ブロガーになるまでの経緯や、ブログ術をまとめているのはないので『凡人の星になる 月間10万PVの雑記ブロガーが「凡人」を武器にするまでの七転八倒』は、これからブログを始めようと考えている、もしくはブロガーになりたい!と思っている方にオススメできる本です。

「誰でもゼロからのスタートなのだ」と、勇気つけられました。

本音を言えば、やままさんをご存知ない方よりも、やままさんファンの方に読んもらいたいのが個人的な思いです。著書を通して、やままさんらしさをより一層知ることができますから。

出版のお気持ちをつづったブログも、ぜひ覗いてみてほしいです!

<追伸>やままさんへ
この度は著書の出版、心からおめでとうございます!

やままさんとの出会いは、ツイッターでブログの記事をシェアしてくれたことだと記憶しています。この出会いがなければ、やままさんのブログを知らずにいたかもしれないですし、ブログを拝見しファンになることもなかったかもしれない。

そう思うと、出会いに感謝するばかりです。美容整形のことばかり書いている私に、素敵な文章を書かれるやままさんから著書をお送りいただき、大変光栄でした。

これからも益々のご活躍を応援しています。

今度、新橋のお店に飲みに行きましょう!

この記事を書いた人

Seina

Seina

美容整形と減量でブサイクから生まれ変わった経験を活かし、ライター・ブロガーとして活動しています。その他、メディア運営&編集長、ココナラでオンライン相談も対応中。

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