両アゴ手術(ルフォーSSRO)後にズレてしまった噛みあわせ。
軽度の開咬を治すためにはじめた歯科矯正が、早いもので3ヶ月目に突入しました。
歯科矯正をはじめた当初。噛みあわせても開きっぱなしの隙間が埋まるだろうかと半信半疑でした。しかし、口腔外科医でもある両アゴ手術+輪郭形成の担当医のいうとおり、開咬治療は早いんですね。「3〜4ヶ月もあれば治りますよ」と。
いっぽう矯正医からは、多めにみて半年〜1年と言われていましたが、実際に矯正をしてみると3ヶ月目で「完治」と表現できる段階へ。
今回は、歯科矯正3ヶ月目の状況報告をしていきます!
※両アゴ手術とは、上アゴと下アゴを動かし小顔にする手術。横顔の審美性も整えられる
※輪郭形成とは、頬骨を小さくする頬骨弓骨切り。アゴを小さくするオトガイ形成を指す
歯科矯正3ヶ月目の状態

▲歯科矯正3ヶ月目の状態はこちら
「もう完成に近いだろう」と思っていたら、矯正医にチェックしてもらうと案の定「もう外してもいい段階ですね」と言われました。
でも、こうして再び装置をつけています。実は、歯科矯正を継続するには理由があるのです。
深すぎる噛み合わせのことを、ディープバイト(または過蓋咬合)といいます。
私の場合、舌癖があり開咬になりやすい環境下にあるので、「ディープバイト気味に仕上げたほうがいい」と矯正医から指示がありました。最終段階にきているのに再度歯科矯正をするのは、このためです。
ワイヤーにわずかな角度をつけ、もう少し歯が降りるように調整。ゴム掛けも続行です。矯正医にチェックしてもらいながらになりますが、あと1〜2ヶ月で終了する予定です。
自分史上、最高の歯並びに仕上がりそう。
先生、どうもありがとうございます。「seinaさんの努力のおかげですよ」なんて、謙遜しないでください!
歯科矯正前〜現在を比較してみる

▲歯科矯正スタート前はこちら
がっちり噛んでこの状態です…隙間あきすぎ! 前歯もけっこうガチャガチャ。

▲歯科矯正1ヶ月目
歯の隙間が少し埋まってきました。スマイルラインも整いつつあります。

▲歯科矯正2ヶ月目
1ヶ月目とくらべると、噛み合わせが深くなってきました。
でも、若干噛み合わせはまだ浅いような?

▲歯科矯正3ヶ月目
しっかり噛めるようになり、隙間が目立ちません。

▲コラージュを作ってみました
いい経過ではないでしょうか。
装置を外して、早くホワイトニングがしたい!
「磨いているつもり」になってない? 入念に磨いても磨き残しは必ずある
前回の記事『【歯科矯正日記1ヶ月目】理想的な歯並びへの兆しがみえてきた』でも書きましたが、歯科矯正中に重要なのがプラークコントロールです。
装置が障害物となり、その周りに歯垢が付着しやすいのです。そのため検診前日、歯垢染色液をつかい磨き残しがないかチェックをします。
(歯垢染色液とは歯医者で使う、磨き残しがないかチェックする赤い液体のこと。薬局でも購入できるので自宅で使用できます)
普通の歯ブラシ、タフトブラシ、フロスで合計10分以上かけてお手入れしているにも関わらず…細かいところに磨き残しがありました。ガックリ。
よく磨き残しがあるのは、装置の周り。上下は磨けていますが、四隅の磨きが甘い。あとは、奥歯の歯と歯のあいだ。フロスがしっかり当たっていないようで、磨き残しが目立つ歯が3〜4本ありました。
「丁寧に磨いている」と自負していたのに、この結果。染色せずにいたら磨けていないことにも気がつかず、そのまま歯石に。もしくは虫歯になる可能性だってあります。
この《磨いているつもり》が1番危ない!
できれば週1回はしたいところなのですが、現状では検診前日のみ。月1回のペースになっています。なぜ検診の前日なのかというと、前歯の装置が透明なのでピンクに染まってしまうから。
これが、想像以上にピンクになってしまうのです。人と会う予定があったりすると、これまた恥ずかしい。検診があればワイヤーやゴムを付けかえ、簡単な掃除もしてくれるのでピンクに染まっても落ちる。
なので、検診前日に歯垢染色液を使うようにしています。
矯正器具がついていない方は、週1回はやってもらいたいところ。
案外、磨けていないかもしれませんよ?
▲綿棒に数滴垂らし、全部の歯にいき渡るように歯を撫でてください。染まってほしくない唇はワセリンやクリームで保護しておくとよいです。
▲装置の周りを磨く、欠かせないタフトブラシ。劣化が目立ちにくいので長く使える気になりますが、歯科衛生士さんによると「最低月1回は取り替えてほしい」とのことでした。