こんにちは、美容整形好きWebライター・ブロガーのseina(@st_0905)です。
この記事は、歯科矯正をする予定のある方、歯科矯正に興味がある方向けの記事です。
2018年2月に輪郭形成+両アゴ手術をうけ、その後舌癖(*1)により歯が動き、開咬(*2)になってしまいました。術後1年以上がたった現在、やっと歯科矯正をスタートすることになり、この記事を書いています。
▲歯科矯正0日目の様子はこちら
『歯科矯正』という面白いコンテンツを獲得したので、これを機に【歯科矯正日記】をブログで書いていくことにします。
今回は歯科矯正の目的、治療方針、矯正期間など初歩的なお話をしていきます。
*1…舌癖とは(ぜつへき)と呼ばれ、無意識に舌で歯を押しだす癖のこと。これがあると、出っ歯、開咬、すきっ歯の原因になる
*2…開咬とは、歯を噛み合わせた時に、前歯部分〜臼歯部分まで隙間が空いてしまう不正咬合のことを指す
歯科矯正をする目的は、機能面と審美面を整えるため
2019年4月19日、人生で2回目の歯科矯正をスタート。
両アゴ手術後に起きた、開咬を治すためです。
開咬になると、前歯で食べものが噛みにくくなります(軽度なのでそこまで気になりませんが)こういった機能面を改善する目的もありますが、審美面を整えるのも目的の1つです。
開咬は前歯が浮いているので、口をポカンとしたときに前歯が見えにくい状態になります。さらに、ルフォーで上アゴを7mm挙上したので、術前よりも前歯が見えにくくなりました。これを歯科矯正で改善していきます。(前歯の浮きを下げれば、いくらか見えやすくなります)
もちろん、会話やスマイル時は上唇が引き上がるので、特に気になりません。ただ、口をポカンとしたときに歯が見える割合が少ないと顔に表情がなくなり、老けて見えると感じます。
この件について、両アゴ手術関係の方とお会いしたときに「術後、歯の見え方が気になっているんです〜」と話すと、
「別に気にならない」
「言われて初めて気がついた!」
と言われるので、わずかな歯の見え方を気にしているのは、自分だけなのでしょう。
自分だけの、数ミリの世界です。その数ミリでさえも許せず、「治したい」と思う完璧主義なところが整形にハマる理由だと理解しているのですが、一旦火がついた『気になる気持ち』は止められません。
歯科矯正で開咬を治療すれば、歯の見え方もよくなるだろうと期待しています。
さらに歯科矯正をしてラッキーだったのは、スマイルラインをもう1度整えられることです!

▲スマイルラインとは、上の歯並びにある曲線のこと
1度目の歯科矯正は、中学1年の頃でした。本当は外科手術が適応だったレベルの受け口+開咬だったのですが、外科手術は断固拒否。歯科矯正で治療することに。
治療期間は3年ほど。受け口も、噛み合わせも、歯並びもキレイになりました。
しかし、もう少し上の歯並びを整えたかったのです。あともう一息のところで、「まあ、このくらいでいいか」という矯正医の判断で治療が終わってしまい、それが唯一の心残りだったんです。
そんな気に食わなかったスマイルラインも同時に整えられるとのことで、矯正器具のわずらわしさはそっちのけでワクワクしています。
▲歯科矯正するなら、ワンタフトブラシは必須アイテム!装置周辺の汚れはこのブラシでないとお手入れできません…
今後の治療方針 歯科矯正の期間について

開咬を治すには、2つの方法があると矯正医から提案されました。
プラン①
ブランケット装着+ゴム掛けをして、必要ならアンカースクリュー矯正(*3)をする方法
プラン②
はじめからアンカースクリュー矯正+ゴム掛けをして歯を動かし、仕上げにブランケットを装着する方法
結果的に、プラン①で治療をすすめることになりました。
なぜかというと、アンカースクリュー矯正は目立たないのが利点ですが、骨にボルトを埋め込むのため、多少負担がかかります。
目立つのが欠点だけど、ブランケットの装着で歯が動いてくれるなら理想的。また「私の歯がどこまで動くのかは、やってみないと分からない」とのことだったので、手始めにブランケット装着+ゴム掛けをして、歯の動きをみることにしました。
現在、上の前歯にクリアブランケットを装着し、下の歯2本だけゴム掛けができるように突起状の装置をつけています。試しに1ヶ月おこない、歯が動いてくれるようなら続行。動きが悪いなら、アンカースクリュー矯正に移行するかもしれません。
矯正の期間は半年〜1年を見込んでいます。
ホワイトニングができなくなるのが唯一残念なことで、さらにブランケットに食べ物が挟まりやすいのは面倒ですけど(葉っぱ系は最悪)、歯がキレイになるのは嬉しい。むしろ、楽しみしかありません!
*3…アンカースクリュー矯正とは、顎の骨にボルトを埋め込み、それを利用して歯を動かす歯科矯正のこと。別名「インプラント矯正」とも呼ぶ
もしかしたら舌を切るかも?!

舌を切るってどういうこと?!
となりますが、まず舌を切る必要性がでてきた、経緯についてお話しします。
私は両アゴ手術で、口元を水平方向に6mm後退させました。回転もかけているので、1番大きな数値は9.8mm後退でした。そのため、術後は口腔内が狭くなりました。
狭くなったことで起きた違和感、話しにくさはなくなりましたが、ほかの問題が起きました。
それは、”舌”です。
小さくなった口腔内に対して、舌のサイズが大きすぎる自体に! なので、私の口腔内ではこんな二次災害が起きています。
両アゴ手術をうける→口腔内が狭くなる→今後は舌が大きくなり、歯を押しだす→押し出す力によって歯が動く→開咬になる
つまり、開咬の原因は舌にあります。
原因をどうにかしなければ、仮に歯科矯正で歯をなおしても、再び歯が動いてしまう可能性もあるわけです。舌癖をなくすように心がけてもそれでも治らない場合、舌を改善する手術も視野に入れています。
方法は2つあります。
①舌小帯切除術
舌の裏筋を切り、舌の動きを向上させる手術です。舌の動きが良くなれば上アゴに吸いついた状態をキープでき、舌で前歯を押しだす舌癖がなくなります。
②舌縮小術
名前の通り、大きい舌を縮小する手術です。舌を中抜きして、全体的に小さくします。よく顎変形症患者の方に、補助的に行われている手術だそう。また、この手術は舌の麻痺が残る、味覚が落ちるなどのデメリットがあります。論文に目を通したのですが、ビジュアルだけでもかなり痛そう…論文に興味ある方は以下にリンクを貼っておきますので、よかったらご覧ください(※閲覧注意です)
>矯正歯科治療・顎矯正手術・舌縮小術を行ったOpitz症候群の1例
最悪、裏筋を切って舌を使いやすくする『舌小帯切除術』ですめばいいな〜と、両手をあわせて願っています。舌縮小術はなんとか避けたいところ。
歯科矯正を進すすめて様子をみつつ、歯科矯正医の意見も聞きつつ、どうするか決めていきます。
目指したい歯並びたち
『歯』は人に与える印象を左右する、大切な部分。
顔と同じように歯の審美性も追求したいのが、個人的な美的価値観です。
整ったスマイルラインだったり、歯の白さだったり、ピンク色の歯茎だったり、歯の形だったり。デンタルケアにもかなり気を使っていると自負しています。銀歯ゼロは、唯一の自慢かもしれません。
そんな私が、なれるかどうか別として「こんな歯並びいいな〜、目指したいな〜」と思う、女性の口元を紹介します。
①

②

③

④

⑤

⑥

はぁ、美しい歯って素敵…
写真を見ると、
- 歯が大きい
- 白い歯
- 口が大きい
- 大胆に笑う
これが私の好みのようです。
では最後に、ここまで読んでいただいた方にクイズです!
上記5枚の写真は、有名女優さんの口元をお借りしました。海外と日本、両方まざっています。
誰の口元なのか、ぜひ考えてみてくださいね!(以下に答えを載せておきますが、答えをみずに頑張ってみてください笑)
①アン・ハサウェイ
②上戸彩さん
③アンジェリーナ・ジョリー
④橋本環奈さん
⑤ナタリー・ポートマン
⑥森星さん
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