鼻整形のために国内クリニックを9件回った記録 医師の意見をから手術プランを練る

鼻の美容整形を検討している、seinaです(@st_0905

鼻整形、今回が初めてではありません。3回目の修正手術をしようと考えています。

3回目ですよ、元が悪いって大変。

個人的に鼻整形は、美容整形の中でも複雑な手術だと思っています。

手術をしてみないと、どんな結果になるか分からない。皮膚の硬さ、厚さ、伸びが手術に影響する。感染のリスクがある。

▲麻酔科医の先生によると「鼻の手術で変なクセがついてしまうと、修正しても直りにくくなる」という意見もいただきました。

美しくなりたい。

でも、感染も怖い。見積もり金額は100〜200万。手術をしても満足できるかも不明。でも、美しくなりたい。

そんな狭間にいながら、医師9人のカウンセリングに行きました。

整形慣れしている私でさえ、9人分の意見があると、さすがに混乱します。なので、この記事を書くのは、私自身が「医師の意見を整理し、どの手術内容を選ぶか」が大きな目的です。

また、これから美容整形をする方に読んでいただくことで「美容整形する時って、こんな風に考えるんだ」という一例になるのではないでしょうか。

初めての方にも理解していただけるように、

<記事の前半>

  • 鼻の手術歴
  • 鼻の気になる部分
  • どうなりたいのか

<記事の後半>

  • 医師9人分の意見
  • 手術の提案内容
  • 見積り金額
  • 医師と話して分かったこと
  • 考えられる手術パターン

上記の構成でお届けします。

補足

この記事では専門用語がたくさん登場します。検索をしなくてもお読みいただけるよう、末尾に専門用語の解説を入れています

鼻の手術歴 再手術を検討したのはルフォーがきっかけ

現在の鼻は、すでに2回の手術を終えています。

2013年 20歳 隆鼻術(プロテーゼ)、鼻尖耳介軟骨移植(*1)、真皮脂肪移植(*2)

2015年 22歳 プロテーゼ入れ替え、鼻中隔延長(*3)、鼻尖耳介軟骨移植

なぜ再手術をしたのかは、整形ちゃんねるのYouTube動画でもお話ししましたが、

鼻背(*4)部分のプロテーゼが高すぎた。
プロテーゼの先端部分と移植した耳介軟骨が透けてしまった。
鼻柱を出したい。

などの理由があり、調整をするためです。

術後まあまあ満足していたものの、再手術を検討しはじめたのは、2018年にしたルフォーが関わっています。

「ルフォー」を簡単に説明すると、上アゴを変える手術です。短縮する、角度を変える、前進や後退をさせます。

上アゴは鼻の土台となる部分でもあるので、上アゴが変化すると「鼻の見た目」にも影響がでます。鼻の変化については、以前の記事「ルフォーとSSRO(両顎手術)を日本で受けて実感した顔の変化 客観的・主観的に見て考察する」でも解説しました。

ルフォーと同時に、SSRO、オトガイ形成、頬骨縮小をしているのもあり、錯覚が起き、鼻自体が大きく見えるようにもなりました。

鼻に関しては、ルフォーの影響で5つの変化が起きました。

変化1 鼻が大きく、鼻翼(*5)が広がったようにみえる

▲ビフォーのすっぴん怖い!!!!

変化2 鼻翼が垂れ下がってみえる

変化3 鼻先が垂れ下がる

変化4 鼻翼基部(*6)がへこむ

変化5 鼻の曲がりが目立つ

その他、細かい部分も直したいため、カウンセリング巡りをはじめたのがこの記事の発端。

医師の意見と手術の提案内容をまとめる前に、写真つきで「鼻のどこが気になるのか」をお話しします。

鼻の気になる部分6つ カウンセリングでは「この鼻にしてください」は極力言わない

ルフォーSSROで変化したところ以外にも、鼻の気になる部分があります。

気になるポイントは計6つ。写真つきで説明します。

1.鼻根部(*7)がガクッと低い
2.鼻先が曲がっている
3.鼻翼の広がり、垂れ下がった感じ
4.鼻孔(*8)の形がM字っぽい
5.鼻翼基部の凹み

6.笑うと鼻先が垂れ下がる

自分の鼻を客観的にみると、

  • 鼻が短い
  • 鼻翼が少し広いめ
  • 皮膚が厚く、全体的にボテっとしている
  • 鼻翼基部がへこみ、鼻が埋まってみえる
  • 軟骨不足で鼻孔がM字になり、鼻先が垂れる

これが、現在の状態。

鼻の再手術をする上での最優先事項は、自分の嫌なところを改善したいです。

「この人の鼻可愛い、こんな風になりたい」という気持ちもありますが、あえて「この鼻にしてください」と伝えないようにしています。皮膚の硬さ、厚さ、伸びが関係して現実的に不可能な部分もあるからです。

「この人の鼻、可愛い」と感じるのは、他のパーツも整っているから。つまり、トータル美人。さほど整っていない私が、可愛い人の鼻を取ってつけても、似合うはずがないのです。

ただ、シミュレーションをしないクリニック限定で、私のイメージを理解してもらうために画像を持参することもあります。「鼻翼はこんな形がいいのですが、可能でしょうか?」というように。あくまでもイメージの共有として。

(画像を持参すると、怒る先生も中にはいます)

あとよくあるのが、カウンセリングの際に医師から「鼻先はシャープにしたいですか?」と、よく聞かれること。シャープさを希望する人が多いからだと思いますが、鼻の気になる部分を伝えるのもあわせて、全体的な希望も伝えるようにしています。

「私は皮膚が厚く、他のパーツは丸みがある」
「シャープな鼻は似合わないので、鼻先を無理に尖らせたくない」
「むしろ、鼻先は丸みがある方が好き」
「鼻ばっかり浮いてしまうのは避けたい」
「他のパーツとも馴染むようにしたい」

という感じに。

そのほか、医師の手術プランに疑問があるときは「こんな風に言っている先生がいますが、どう思われますか?」と、別の医師に質問するのもいいかもしれません。

また、カウンセリング先は、鼻の専門医として有名な医師、お世話になっている医師、口コミがよかった医師が対象です。

以下で、医師9人のからの意見、手術の提案内容、見積り金額をまとめます。

注意事項

クリニック間とのトラブルを避けるため、クリニックと医師の名前は伏せて表記しています。

医師9人分の意見と手術提案まとめ

Oクリニック U医師 「鼻骨骨切り幅寄せ」を初めて提案される

<医師の意見>

  • 鼻の幅が太い
  • プロテーゼが下気味に入っているから鼻根部が低くなっている
  • プロテーゼの位置を上にあげて高さを出して、鼻根部の落差を減らしたらいい
  • 眉間(*9)を高くすると、目と目がよって見えるのは確か
  • 眉間プロテーゼはNG。ゴリラっぽくなる
  • 鼻の両脇を2mmほど切開して、骨の幅を狭める
  • 2mmくらいの傷跡は残らないとされている
  • もったり感があるので、スッキリするように鼻先を形成する
  • 鼻孔縁形成(*10)はズレないように縫いつけ、後戻りしないように耳介軟骨でストッパーを作る

<提案された手術プラン>

  • 他院プロテーゼ抜去
  • プロテーゼ入れ替え
  • 鼻翼縮小(*11)
  • 鼻孔縁形成
  • 鼻骨骨切り幅寄せ(*12)
  • 鼻尖形成(*13)
  • 鼻孔縁形成

<見積り金額>

約315万円(消費税、検査代、麻酔代込み)

R美容外科 H医師 最小限の手術を提案

<医師の意見>

  • 鼻骨の幅は広くないから、鼻骨骨切りは95%不適応
  • 鼻孔縁形成は鼻にボリュームが出るが、鼻の存在感はあってもいい
  • 鼻尖形成ではなく、鼻に高さを出してシャープに見せる
  • 鼻中隔延長をもう一度すると、曲がりやすくなるかも
  • なので、ミニマムの手術で対応するといい

<提案された手術プラン>

  • プロテーゼ入れ替え(眉間〜鼻背にかけて高さを出す)
  • 鼻尖耳介軟骨移植

<見積り金額>

約131万円(消費税、麻酔代込み)

Mクリニック Y医師 鼻の再手術に否定的な意見

<医師の意見>

  • プロテーゼが下気味に入っているから、上にあげればいい
  • 高さを出したいなら、今より高いプロテーゼを入れ替える
  • 笑った時に鼻先の垂れ下がりが気になるなら、鼻中隔軟骨を切るしかない
  • 鼻孔縁形成をすると「鼻が大きくなった」と感じやすい
  • なので、鼻尖縮小(*14)と相反する手術
  • 鼻を細くしたいのか、鼻孔の形を整えるのか2択
  • 眉間を高くするなら骨セメント(*15)。ゴアテックス(*16)は取れないので勧められない
  • 鼻が硬いので、鼻尖形成の効果は期待できない
  • プロテーゼは一度抜去して、2〜3ヶ月後に入れ直すとクセが出ない
  • 鼻根部を高くすると「目と目が寄る」というけど、そんなに寄らない
  • 眉間と鼻根部を高くすると「目頭切開が必要ない」という人もいるけど、それは違う
  • 目と目は寄らないので、高くしてもいいと思う

<提案された手術プラン>

  • プロテーゼ入れ替え(一度抜去してから2〜3ヶ月後に入れ直す)

<見積り金額>

約43万円(消費税込み)

Rクリニック S医師 鼻を根本から改善する方針

<医師の意見>

  • もう少し鼻の高さを出してもいい
  • まだ皮膚が伸びるので、鼻先を前に出すことは可能
  • 鼻が埋まっている。鼻翼基部を底上げして前に出す
  • 鼻翼基部が低いから、笑ったときに矢印鼻っぽくなる
  • 鼻翼基部が低いまま手術すると、矢印鼻が加速するケースは多い
  • 鼻翼は広がるから鼻翼縮小は必須

<提案された手術プラン>

  • 肋軟骨(*17)で鼻筋を作る
  • 鼻翼基部プロテーゼ+肋軟骨で補強
  • 鼻翼縮小
  • 鼻孔縁形成
  • 鼻尖形成

<見積り金額>

見積書を紛失したため、正確な金額不明。おおよそ200万円。

Mクリニック  W医師 リスクや安全性重視で消極的な意見

<医師からの意見>

  • 自家組織(*18)でおこなう鼻の手術は、修正が難しいのがデメリット
  • 肋軟骨で鼻筋を作り鼻翼基部に入れる方法もあるけど、修正が難しい
  • 修正する場合、自分の組織ごと掻き出すことになる
  • その反面、プロテーゼはするりと抜ける
  • 鼻翼基部が気になるなら、プロテーゼの方がいいのでは?
  • 肋軟骨で鼻がキレイに仕上がっている人を見たことがない
  • だいたい、曲がってしまう

<提案された手術プラン>

  • プロテーゼ入れ替え
  • 鼻翼基部に膨らみを出すならプロテーゼ

<見積り金額>

見積り書提出なし

R美容外科 N医師 多方面から手術内容を考える

<医師の意見>

  • 鼻翼基部プロテーゼもいいけど、鼻翼は広がる
  • でも、鼻翼縮小すると鼻孔の形が不自然になるから不向き
  • 鼻孔縁形成にもデメリットはある
  • 鼻翼基部プロテ+鼻翼縮小はデメリットの方が大きい
  • 三角形の眉間プロテは、男みたいになるからダメ
  • 鼻根部がガクッと低いのは、眉骨が出ているから
  • 眉骨(*19)を緩和するには、前頭筋(*20)にボトックスを打つといいかも
  • 鼻柱基部(*21)が出ていない。でも、耳介軟骨だと足しようがない
  • 鼻柱基部を出すなら鼻中隔延長(肋軟骨)が必要
  • 3回目の手術だと感染率は高まる
  • 感染が出たらすぐに対処しないといけないので、必ず対応する
  • 手術プランとしては「最低限の方法」と「やり直す方法」の2つ

<提案された手術プラン>

1.最小限で抑える方法
・プロテーゼ入れ替え
・鼻尖、鼻柱耳介軟骨移植

2.やり直す方法
・プロテーゼ入れ替え
・鼻中隔延長(肋軟骨+耳介軟骨)

<見積り金額>

1.最小限で抑える方法▶︎約120万円(消費税、麻酔代込み)

2.やり直す方法▶︎約212万円(消費税、麻酔代込み)

Gクリニック N医師 複合手術には反対派

<医師の意見>

  • 耳介軟骨移植とプロテーゼを入れ替えだけでいい
  • 肋軟骨を使うと、鼻が太くなる
  • 鼻孔の形は別に気にならない
  • 鼻孔縁形成までやらなくてもいいのでは?
  • 色々手術をつけ足すことで弊害も出る
  • 鼻翼基部の手術は、術後鼻翼が広がったら縮小すればいい
  • 笑うと鼻先が垂れ下がるのは骨格の問題

<提案された手術プラン>

  • プロテーゼ入れ替え
  • 鼻尖耳介軟骨移植

<見積り金額>

モニター価格 約85万円(消費税、他院修正代、麻酔代、腫れ止め薬代込み)

Kクリニック Y医師 形成外科としての知識が豊富

<医師の意見>

  • もう少し鼻が高くてもいい
  • でも、他のパーツが可愛らしいから鼻は丸くていい
  • 眉間から鼻根部の高さは、真皮脂肪と肋軟骨で作るのが1番よい
  • 個人的には肋軟骨が信用できる
  • オーダーメイドプロテーゼ(*22)は顔がのっぺりする
  • 鼻筋は手術前に生理食塩水でシミュレーションすると良い
  • 鼻中隔はいじらない方がいい。何かあったら大変なので触らない
  • 鼻尖に肋軟骨は硬すぎるから適さない
  • 鼻の曲がりは鼻筋の太さの違い、鼻翼の左右差
  • 鼻翼の広がりは、鼻翼周辺にある筋肉の緩みが関与している
  • 笑った時に鼻先が垂れるのは、ルフォーSSROの影響はある
  • 再手術の場合、後戻りや感染はあり得る。早期発見をして対処する
  • 今まで手術してきた中で、感染した症例は3名

<提案された手術プラン>

  • プロテーゼ抜去
  • プロテーゼ入れ替え
  • 鼻尖形成
  • 鼻尖耳介軟骨移植
  • 鼻翼縮小(内側法)
  • 鼻孔縁形成
  • 鼻翼基部形成(肋軟骨移植)
  • 肋軟骨採取

<見積り金額>

モニター価格 約210万円(消費税、麻酔代、他院修正代込み)

Sクリニック T医師 微調整で美しい鼻を作る

<医師の意見>

  • 整形感がなく自然な仕上がり
  • プロテーゼも綺麗に入っている。上手に手術されている
  • 鼻をフルコースで変えるのではなく微調整がよい
  • フェミニンな顔立ちなので、鼻は丸い方が似合う
  • 額とこめかみに丸みを出すと、より女性的に見える
  • 鼻中隔の土台はしっかりしているので、いじらない方がいい
  • 眉間には薄いゴアテックスがよい(1−2mm)
  • プロテーゼは少し高さを出すとよい
  • 鼻翼はほんのわずかに縮小するといい
  • 目と目がよる心配はない。高さを出しても1−2mmだから
  • 鼻先の垂れ下がりは、鼻柱基部に軟骨を入れて起こす
  • 鼻翼基部のへこみには脂肪注入。ただし額にするなら「ついでに」という話
  • 鼻翼基部プロテーゼは違和感があるのでやめた方がいい。抜く方も多い

<提案された手術プラン>

  • 他院プロテーゼ抜去
  • プロテーゼ入れ替え
  • 鼻尖形成
  • 鼻尖耳介軟骨移植
  • 眉間ゴアテックス
  • 脂肪注入(額、こめかみ、鼻翼基部)

<見積り金額>

約171万円(消費税、麻酔代、他院修正代込み)

複数の医師と話してわかったこと5つ 

1. 3回目の手術、大きな変化は望めないのでは?

どの医師も「手術はできる」という姿勢でしたが、中には「手術をしても、あまり変化が期待できない」と辛口コメントの医師も。

これには私も納得で、変化できる余地はあまり残されてはいないと思っています。

すでに2回の手術をしています。未整形と比べたら、変化はすでにしている。多少、まだ皮膚が伸びるからといっても、ほんの数ミリの世界。

(その数ミリが、顔の印象を左右するのですが)

また、この考えを決定づけた出来事があります。それは、とあるクリニックでシミュレーションをしていただいたこと。

200万かけてもこの変化なの?!?!

と、ズッコケそうなほどの変化でした。

シミュレーションでここまでしか変わらないなら、実際に手術をしたらもっと変化は少ないだろうなと。だったら、あれこれ手術を足しても意味はなさそう。大金はたいて手術したのに「こんなはずではなかった!」と、なるのも怖い。

鼻をフルコースでなおす場合、100〜200万円の見積もりは当たり前。

金銭的な面もありますので、変化が期待できないなら手術は最小限に抑えてもいいかもしれません。

2.医師によって意見と提案内容が違う 正解は存在しない

当たり前なことですが、まったく同じ意見と手術提案をもらうことはありませんでした。

医師であれ、個々の人間。

考え方、これまでの手術経験、美的センス、どの手術が適しているかの判断は、それぞれ違って当然です。

とはいっても、

  • フルコースをすすめてくる医師
  • 微調整ですませる医師
  • 再手術に反対派な医師
  • 自家組織の手術に否定的な医師

など。ここまで色々な意見があると、

混乱する人

どの意見が正解なの?!

と、なります。

手術を決断するとき、このようなバラバラな医師の意見が邪魔をします。

ですが、目、鼻、輪郭、骨格の小さい整形から大きな整形まで乗りこえた経験から言わせると、「この答えを選べば必ず成功する」という”たった1つの正解”は存在しないと思っています。

例えば、鼻をフルコースでなおす提案をした医師。それなりの考えがあってこそなはずです。

「その方が美しく仕上がるから」もありますが、土台がしっかりしていないのに上から軟骨をのせると曲がる可能性もある。だから、作り直した方が鼻の安定性が増す、という考え方もあります。

一方で、鼻をフルコースでなおすのは反対派の医師。

鼻をいじるほど、感染率が上がります。感染から拘縮がおき、取り返しがつかなくなるかもしれない。「何かあったら大変だから、鼻の中までは触らない」という医師も実際にいました。

また、鼻中隔から作り直すと肋軟骨が必要ですが、採取の過程で傷あとが残ります。術後は少し痛むらしい。もちろん費用も高額。

というように、「鼻をフルコースでなおす」という1つの意見に対して、いい面も悪い面もある。

どちらの意見も正解。でも、どちらも”たった1つの正解”ではない。

いい面をみるのか、悪い面をみるのか。その判断は自分にかかっています。

3.最終的には「信用できる答え」を選ぶしかない

かといって、手術をしたいなら、複数ある意見から”たった1つの正解”を選ばなければなりません。

ここで重要になるのは、9人分の医師の意見を聞いた中で「信用できる答えを選択する」にあるのでしょう。

「信用できるものを選択する」には、知識が必要です。

例にあげるなら、鼻翼基部のへこみには肋軟骨を使わなくとも、ハイフや糸リフトの引きあげで事足りるかもしれません。「鼻翼基部のへこみまでは改善できない」という話を耳にしますが、一度ヒアルロン酸注射をしてみて、様子をうかがうのも手です。

外科手術が必要とは、限らないかもしれない。

また「自家組織で手術した方が、自然な仕上がりになる」という医師もいれば、修正が難しいから否定的な医師もいました。

どちらの意見も正しく聞こえるので、難しいところ。

本当に自然な仕上がりになるか。採取した場所の傷あとの残り方はどうか。本当に修正が困難なのか。

医師から言われたことをそのまま受け取るのではなく、自分で調べ、答えを出すしかありません。

4.「どうなりたいのか」と「予算」を明確にしないと決断しにくい

医師からの複数の意見から、どれを選ぶのか。

その上で「どうなりたいか」「予算」を明確にすると、決断しやすくなります。

「どうなりたいのか」がアヤフヤだと、地に足がついていないようなもので、医師の意見にふり回されることになります。また、大きな基準として「予算」を組んでおくと、さらに振り回されずに済みます。

100万円なら出せるか、いや200万円か。

金額の違いで、できる手術は限られてきます。医師から複数の手術を提案されても「予算は〇〇万円なんです」といって断れますし、予算内でよい鼻作りを考えてくれるかもしれません。

また、私が「どうなりたいか」は、カウンセリング巡りをしながら大体定まってきました。

  • 鼻が曲がる、感染のリスクがが高くなる鼻中隔延長は避けたい
  • 最悪「鼻根部の低さ、鼻翼、鼻翼基部」が改善すればいい

「曲がり」は個人的に美しくないと思っていますので、手術をしてリスクが高まるなら避けたい。

また、6つある鼻の気になるポイントで優先的に直したいのは、「鼻根部の低さ、鼻翼、鼻翼基部」の3ヶ所だと気がつきました。ここを変えば、見た目の印象が変わりやすくなる、という自己判断の元です。

だから、気になる部分をすべてを直そうとしなくても、いいかもしれません。

カウンセリング巡りをすると「どうなりたいか」が分かる利点もあります。呆気なくカウンセリングが終わった医師にわざわざ会いに行ったことも、損ではなさそう。

5.複合手術をするなら医師選びは慎重に

考えが変わり「フルコースで鼻を直したい」と思ったとき。

慎重になるべきなのは、医師選びです。

プロテーゼ入れ替えのみなら医師選びは困りにくいですが、フルコースでなおす場合は高度な技術を必要とします。

  • 症例が綺麗
  • 形成外科出身
  • 鼻を熟知している
  • 鼻の手術経験が多い
  • 術後のケアもしっかりしてくれそう
  • 「この先生に任せたい」と信頼できる

という、医師を選ぶのがいいですよね。

信頼感は「感」がつくだけに感覚的な感情だと思われがちですが、色々な条件を満たした結果「信頼できる」と思えるわけです。

症例がキレイだった、鼻の手術経験も豊富そう、形成外科出身の先生。その上で、カウンセリングの対応がよかった、親身になってくれた、鼻を触ってちゃんとカウンセリングしてくれた、嫌な顔せず手術内容を考えてくれた、リスクの説明もちゃんとあった、手術の説明が丁寧だった、など。

「信頼感」は、医師のよいところが重なった結果。

カウンセリングも雑で、話も聞いてくれなくて、面倒臭そうにされる。そういう医師が、満足する結果を出してくれるかといったら、その可能性は低いと思いませんか。手術前から適当なのに、手術だけは丁寧はありえない話だと思いませんか。

術後にもしトラブルがあったとしても、対応してくれないかもしれない。

だから、「有名な医師だから」で選んではいけません。

意外と「信頼感」は見逃してはいけないポイントです。

考えられる手術パターン3つ フルコース 無駄を省く 最小限にする

パターン1 フルコースでやり直す方法(ただし金銭的に余裕があれば)

  • プロテーゼ入れ替え
  • 鼻尖形成+耳介軟骨移植
  • 鼻孔縁形成
  • 鼻翼基部形成
  • 鼻翼縮小

鼻中隔延長はリスクが怖いので、しない方向で検討中です。

また、眉間の増大も視野にいれていましたが、筆者は額が平らなため、相性が悪いのです。額がないのに眉間にボリュームを出すと、横から横からみたときに「アバター」っぽくなってしまいます。

眉間にボリュームを出すなら、額にもボリュームを出さないとキレイに仕上がりません。これでは、お金がいくらあっても足りない……

そのため、眉間の増大も選択肢から外しました。

パターン2 無駄を省く方法

  • プロテーゼ入れ替え
  • 鼻翼基部に何らかの施術(肋軟骨、プロテ、真皮脂肪、脂肪注入、ヒアルロン酸など)
  • 鼻翼縮小

鼻尖、鼻孔の審美性は切り捨てたパターン。

私が優先して改善したいのが、鼻の高さ、鼻翼基部、鼻翼縮小です。

鼻先を細々といじらなくても、鼻の印象を大きく変えられるのではないかと見込んでいます。

パターン3 必要最小限に抑える方法

  • プロテーゼ入れ替え

手術の選択肢が複数ある中で、1つだけ選ぶとしたら「プロテーゼ入れ替え」です。

「あそこも、ここも」と気になる部分はたくさんありますが、鼻の高さだけは選択肢から外せません。もっとも変えたいのはココ。

ただ、プロテーゼを高くすることで「整形感」が出てしまうのが不安なところですが、鼻筋を通すだけでもよい変化を与えられるはずだと期待したい。

リスクを取るのが怖いなら「手術をしない」を選ぶのもアリ

「手術しない」

これも立派な”たった1つの答え”です。

女性にとって、顔は命の次に大切。鼻は顔の中心部分であり、そこを変えると顔全体の印象も変わりやすい。

でも、その鼻が再手術をしてマイナスな結果になってしまったら? 「しなければよかった……」となるかもしれない。こうしたリスクが怖いのであれば、現状を受け入れるのも懸命な判断です。

美容整形、急いで決断するべからず。

鼻を変える前に、ダイエットだったり、仕事だったり、勉強だったり。「他にやることあるでしょ」という状況なので、ゆっくり考えていきたいと思います。

専門用語解説・鼻の解剖図

引用元:湘南美容クリニック 当院の鼻整形について

*1 鼻尖耳介軟骨移植(びぜんじかいなんこついしょく)とは、鼻先に耳の軟骨を移植する手術のこと。
*2 真皮脂肪移植(しんぴしぼういしょく)とは、真皮+脂肪を採取して鼻に移植する手術のこと。採取場所はそけい部、臀部がベター。
*3 鼻中隔延長(びちゅうかくえんちょう)とは、鼻の真ん中にある軟骨に耳や肋から採取した軟骨を移植して、鼻先を伸ばす手術のこと。
*4 鼻背(びはい)とは、鼻筋部分のこと。
*5 鼻翼(びよく)とは、小鼻のこと。

引用元:プリモ麻布十番クリニック 鼻整形

*6 鼻翼基部(びよくきぶ)とは、鼻翼の付け根部分のこと。
*7 鼻根部(びこんぶ)とは、鼻の付け根部分のこと。
*8 鼻孔(びこう)とは、鼻の穴のこと。
*9 眉間(みけん)とは、鼻根部よりも上にある、眉と眉のあいだのこと。
*10 鼻孔縁形成(びこうえんけいせい)とは、鼻の穴の形を整える手術のこと。主に耳介軟骨を材料にする。

引用元:銀座みゆきり通り美容外科 鼻柱基部・鼻翼基部形成

*11 鼻翼縮小(びよくしゅくしょう)とは、小鼻の幅を狭める手術のこと。外側や内側から切開する方法がある。
*12 鼻骨骨切り幅寄せ(びこつこつきりはばよせ)とは、鼻筋部分にある骨を切り、左右を内側によせることで鼻筋を細くみせる手術のこと。
*13 鼻尖形成(びせんけいせい)とは、鼻先を整える手術のこと。鼻翼軟骨を整える、軟骨を移植する、鼻先の向きを変えるなどをする。
*14 鼻尖縮小(びせんしゅくしょう)とは、余分な脂肪や皮膚を除去し、スッキリした鼻先にする手術のこと。
*15 骨セメントとは、額の形成によく使われる医療材料のこと。正しくは「ポリメタクリル酸メチル」と呼び、アクリル樹脂とも呼ばれる。
*16 ゴアテックスとは、鼻の手術でよく使われる医療材料のこと。薄いシート状で、眉間や鼻筋の増大に使用される。

引用元:美容皮膚科エムルクリニック ボトックス注射によるしわ治療

*17 肋軟骨(ろくなんこつ)とは、肋(あばら)から採取する軟骨のこと。耳の軟骨よりも硬く、強度がある。鼻中隔延長でよく使用される。
*18 自家組織(じかそしき)とは、鼻の手術において耳介軟骨、肋軟骨、鼻中隔軟骨、真皮脂肪、頭皮から採取する筋膜を指す。
*19 眉骨(まゆぼね)とは、名前の通り眉毛の上部にある骨のこと。この部分が突出していると、男性的な印象を与える。
*20 前頭筋(ぜんとうきん)とは、額部分の筋肉のこと。
*21 鼻柱基部(びちゅうきぶ)とは、鼻先の付け根部分のこと。
*22 オーダーメイドプロテーゼとは、自分の骨格にあったプロテーゼのこと。レントゲン、CTを用いでプロテーゼを削って作成する。頭蓋骨模型を用いで作成する方法などがある。

美容整形のオンライン相談に対応します 数々の美容整形、美容医療の経験をもとにお悩みに寄り添います

▲美容整形のオンライン相談はココナラから対応中です

この記事を書いた人

Seina

Seina

美容整形と減量でブサイクから生まれ変わった経験を活かし、ライター・ブロガーとして活動しています。その他、メディア運営&編集長、ココナラでオンライン相談も対応中。当ブログ【美しくなければ生きていけない】では「美しくなること」をメインテーマに執筆。お仕事のご依頼、その他ご相談は『お問い合わせ』からお願い致します。>詳細プロフィールはこちら