千葉県船橋市でハードパン・ドイツパン専門店を運営する傍ら、週末に畑に通いはじめてからもうすぐ1年。
今のところ無農薬、無肥料で雑草さえも活かす方法=自然菜園で野菜を育てています。
畑に行くたびに記録として記事を書きたいと思いつつも、その他の優先タスクに気をとられるだけではなく(家の掃除、料理など)猛烈に寝続けるなどして、執筆の優先度が下がり気味でありました。
そんな人間の都合はよそに、春まき野菜が少しずつ成長してきました。
畑に遊びにきていたてんとう虫
カブと大根は育っているものの
かぶ、大根は成長が見られるものの種まき時期が遅すぎたせいで、いまだに収穫できる段階ではありません。
その前に急激に暑くなりそうで収穫できるのか?謎です。5月なのに最高気温28〜29℃にまでなる日があるのは痛いところ。
こんなに暑いなら、収穫前にとう立ち(花茎が伸びて花が咲く現象)するかもしれません。生育具合が悪そうなら、自家採種用として育ててもいいかもしれないなと考えています。
人参は発芽率悪し
人参は発芽するまで湿らせた状態をキープしなければならないそうです。週末農業では水分不足になります。
種ひと袋分をまいたところ、発芽したのはほんの1割程度。マルチを貼るべきだったと後悔するのはあとの祭り。
発芽したにんじんを乾燥から守るべく草マルチで覆います。
にんじんラペにしてサンドウィッチメニューにする。キャロットケーキにする構想が崩れました。
お店の花壇で育てているローズマリーと人参をオーブンで柔らかくなるまでローストした人参もいいな、と思っていたり。失敗は次に活かします。
のらぼう菜ってこんなに巨大化するの?
のらぼう菜は週末農業には不向きだと学びました。
可食部分を摘んだ後2〜3日で次のつぼみが育ち、あっという間に花が咲いて固くなってしまうのです。美味しく食べられたのは1〜2回程度。
幹は木のように太くなり、背丈は私の身長166cmを越えました。早い段階から高さが出ないようにコントロールする必要があったようです。
背の高さから隣の畝が日陰となり、作物の成長スピードも悪い気がします。そういうのも考えなくちゃいけないんだなぁ。切り倒せばいいのですが、こぼれ種があちこちに蔓延しそうです。
とはいえ、花が咲くとミツバチが寄ってきます。心なしか昨年よりもてんとう虫の数も多いような。
畑に花があるといい効果があるのでは?と、のらぼう菜の花と因果関係は不明ですが感覚的にそう思っています。
黄色っぽくなってきた種は切り落とし、雨がしのげる場所で吊るしておくことにしました。
植えつけが遅れたじゃがいもは成長中
じゃがいもの芽出しができていたのに、車のバッテリーがあがり植え付けができず遅れたスタートになりましたアンデスレッド。
週末農業のため土寄せが頻繁にできないだろうと、かなり高畝にして深めに植えました。植えつけから2週間以上たっても芽が出てこないので掘り出してみると、外に顔を出していないだけで芽はしっかり伸びていて、その様子がなんとも気持ちが悪く写真を控えるほどでした。
暖かい日が続いているおかげか、にょきにょきと成長中です。
さつまいもの植えつけ準備に入りました
さつまいもの植え付けに適した温度は25〜30℃。5月中旬の現在、そろそろ植え付け時期に入ってきました。
パン職人は常に腰に疲労を抱えています。夫に畝作りをお任せすると完成したのがこちら。
はて、こんなのでいいのかしら。お隣さんはきれいな畝を作れているのになぜ? 耕運機は使わない方針のため、使う器具はスコップと鍬のみ。
手作業なら多少、不格好なのは仕方ないよねと夫と話しをしておりました。はたして無事収穫なるか……。