せいわや

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、農業をしている店主の備忘録です

工房の行き帰りにゴミ拾い11日目 2025年の夏をどう生き延びるか

熟練スタッフの力を借り、スコーンを仕込む日でした。

帰りに最寄り駅で夫と合流して出かける予定になっていたため、待ち合わせ時間の10分前で間に合うところ15分前に工房を退出。

そう、ゴミ拾いのためです。

〜ゴミ拾いの趣旨〜
ハードパン・ドイツパン専門店せいわやは2023年2月18日にプレオープンしました。千葉県船橋市高根台の地で店を構え続けられているのは、この地域のおかげです。地域貢献の一環として店主がゴミ拾いをしています。

本日のゴミたち 

あの夏が今年もやってくる

室温が35℃以上が当たり前で、最高40℃近くまであがった昨年の夏。

早朝からパンを焼きはじめ昼頃に終わるまで、身体の水分が抜けつづける。服を脱いで絞れるのではと思うくらいに。ハードパンは高温の環境下で焼くには適さず、室温に置くほどダレていくため速さが命。ホイロは室温よりも温度が低く「冷やしながら焼く」という状態に。いっぽうドイツパンは気持ちのよいくらい円滑に焼けるので、パンとは不思議なものです。

帰宅する頃には足が不快な感覚で、痺れるような力が入らないような。今思えば、長時間汗をかいた影響でミネラル分が流出したのではないかと思っています。スタッフの皆さんも本当にお疲れさまでした。

そんな夏が今年もジリジリと近づいてきます。居るだけで汗がつたっていく、茹だるような暑さの中でパン屋をどう運営していくか。

夫と年明けから打ち合わせをしていましたが、今日は外出先でより詳しく詰めていきました。

炎天下の中、お客さまにお並びいただくのも私共としては大変心配です。店舗は住宅街にあり、道路に面しています。並ぶ場所に屋根をつけるのは難しく、かといって待合室を作れるわけでもない。

2025年の夏はなるべくご負担が少ないように販売していきたいと考えています。決まり次第、お知らせいたします。