せいわや

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、農業をしている店主の備忘録です

工房の行き帰りにゴミ拾い9日目 7年前に出会った野良猫を今でも忘れられない

千葉県船橋市高根台でハードパン・ドイツパン専門店せいわやを夫婦で営んでいます、店主です。

4/12(土)営業後のゴミ拾い記録です。今週もお疲れさまでした。

土曜日は週最後の営業日。閉店する頃には「やりきった感」で心も身体もいっぱいに。魂が細かくなってパンひとつひとつに流れでて、私は出汁をとった後の出し殻。お茶を煎じた後の茶殻になるような感覚です。

そんな時って外の空気を吸いながら、ぼちぼち歩いて帰りたくなるのです。今回は遠回りをしつつ、ゴミ拾いをしながらの帰宅となりました。

〜ゴミ拾いの趣旨〜
ハードパン・ドイツパン専門店せいわやは2023年2月18日にプレオープンしました。千葉県船橋市高根台の地で店を構え続けられているのは、この地域のおかげです。地域貢献の一環として店主がゴミ拾いをしています。

本日のゴミたち 

タバコと薬の組み合わせは危険な香りがする。

歩く道によってゴミの量が違います。今回の帰宅コースではゴミを捨てる人が少なかったのかも。

きみは、あの時の猫(ブチャ)ですか

2018年の冬。あの頃のわたしは色々ありまして、社会で暮らしていくための、いわゆる「普通」ができない状態にありました。

社会復帰を目指し、夫と朝の散歩をするのが日課でありました。

その時に出会ったのが、この野良猫。

ちょうどジョジョの奇妙な冒険 第5部を観ていて、夫婦間で「ブローノ・ブチャラティ」という登場人物がブームだったことから「ブチャ」と名付けました。

いつも同じ場所にいるブチャ。いつの間にか消えてしまい誰かに貰われたのかな。そうだといいなと思いつづけ7年。夫との会話でもブチャはまだ登場します。猫用のおもちゃ(釣り竿)を買い、散歩のついでに遊んだ日も。

おもちゃに興味を示す姿が可愛らしく、釣り竿に必死で食らいつきながら足を滑らせたりと鈍臭い猫だったよね、なんて。

自宅に迎え入れようかと本気で悩んでいました。猫用のキャリーバッグを買い、猫砂やトイレもAmazonで眺めていたり。

いざ迎え入れようと行動に起こすと、急にいなくなってしまって。

ゴミ拾いの途中、似ている猫を発見。首輪つき。
きみはあの時のブチャですか?

あなたに似ている猫を見るといつも思い出すのよ。