せいわや

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、農業をしている店主の備忘録です

工房の行き帰りにゴミ拾い7日目 知らない誰かのおかげでこの世はまわる

ハードパン・ドイツパン専門店せいわやの店主です。

自家製酵母と低温長時間発酵を組み合わせてお作りする私共のパンは、形になるまで3日間の工程を必要とします。

1日目 酵母をつなぐ
(発酵力を最大化しパンにしやすくなるため。酵母をつなぐ=薄めPh値を整えて酸味をマイルドに)
※仕込みまで日数があく場合は連続してつなぐ

2日目 仕込み
(ミキシング→パンチ→1次発酵)

3日目 焼成
(分割・丸め→ベンチ→2次発酵→焼成→店頭販売へ)

このようなスケジュールのため店頭販売は金曜日・土曜日のみ。予約販売・通販は水曜日で運営しています。

本日は金曜日・土曜日分の仕込み後にゴミ拾いとなりました。

〜ゴミ拾いの趣旨〜 ハードパン・ドイツパン専門店せいわやは2023年2月18日にプレオープンしました。千葉県船橋市高根台の地で店を構え続けられているのは、この地域のおかげです。地域貢献の一環として店主がゴミ拾いをしています。

本日のゴミたち

ゴミを拾ってくれる誰かがいる

ルートを変えてゴミ拾いをしたり、雨で拾えなかったりすると、何日もあり続けるゴミに出会う。風で飛ぶのか毎日少しずつ位置が変わる。

例えばこの人。初めて出会った日は捨てられホヤホヤであったのに、こんなにペシャンコになっちゃって。

私がこの活動をはじめる前にも、何日も何週間もあり続けるゴミはよくありました。いつの間にか消えているということは、やはり誰かが拾ってくれていたのでしょうか。感謝。

私が知らぬ間に、誰かが時間を割いて働いてくれるから綺麗になるだけではなく、世の中がまわり経済がまわっていくのですね。