せいわや

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、農業をしている店主の備忘録です

工房の行き帰りにゴミ拾い6日目 あの頃は花見ができる余裕なんてなかった

4/4(金)の営業後にしました、ゴミ拾いの記録です。

ちょうど桜が満開に近づいていたのでゴミ拾いがてら、花見ができそうな公園まで歩くことに。

〜ゴミ拾いの趣旨〜
ハードパン・ドイツパン専門店せいわやは2023年2月18日にプレオープンしました。千葉県船橋市高根台の地で店を構え続けられているのは、この地域のおかげです。地域貢献の一環として店主がゴミ拾いをしています。

本日のゴミたち

営業後に夕暮れ桜を眺めながら

ハードパン・ドイツパン専門店せいわやを開店した2023年の春。花見をする余裕はどこにもありませんでした。

夫もわたしもパン屋は初めての事業。その頃はまだアルバイトさんはおらず、2人だけで営業をまわす日々。

閉店後、お互い仮眠を挟まなければ片付けに取り掛かかれず、どちらが片方が仮眠をして、片方が片付ける。店を出るのは夜遅くなる日も。

週末にかけて疲労が蓄積して、週の最後の営業日は無言で作業。軽口を叩くような会話をする気力もない。「パンを焼く」はパン屋にとってほんの一面の仕事にすぎないわけなのです。

こうして早く閉店できるだけではなく、帰り道にゴミ拾いをして桜を観れるなんて、オープン当初から比べると考えられない状況です。

ひとえに、早くから並んでくださるお客さま。日頃からせいわやの業務に携わってくれているアルバイトの皆さん。夫の大きなサポート。様々な人たちが協力してくれている結果なのだと思いながら、薄暗くなる空を背景に桜を眺めていたのでした。

(余談)車、動きました

パンを焼く日々に注力し続けた結果、車に乗らず、バッテリーが完全放電。ジャンプスターターでエンジンがかかるか試すものの、失敗したのが前回のお話し。

seina7.com

帰宅してから調べてみると、我が家の車(ハイブリッド車)にはバッテリーが3つあると判明。まったく関係ないバッテリーを一生懸命いじくり回していたのです。

Amazonで購入したジャンプスターターが不良品なのではと夫もわたしも本気で疑っていたので、関係ないバッテリーを雨に濡れながらも懸命にいじくっていた私たちに笑うしかありません。

用事があったのはトランク側面にあるバッテリーでした。

▲ちゃんと使えました。不良品だと疑ってすみません。