せいわや

千葉県船橋市の住宅街で自家製酵母のハードパン・ドイツパン専門店を営む傍ら、農業をしている店主の備忘録です

可燃ゴミ4袋分の残置物を片付けトマトを植える準備を #4

ここ最近の大雨や、パン屋をはじめてからベストフレンドになっている腰痛のせいで10日ぶりの畑になってしまいました。ヘルニアになればパン焼きもできないし、農作業どころではありません。休養も必須なのだと言い聞かせて。

腰痛の原因は分かっているんです。仕事が終わるとケアする気力より眠気がまさって寝てしまうのと、中腰時、重いものを持つ時の腹筋の使い方がなっていない。

25kgの粉を持ち上げる際、そばで見ていたスタッフが「粉を持つときはコルセットか何かをした方がいいですよ」と言ってくれて、良い方に来ていただいたなぁと思うばかりです。

雑草に勝てる気がしない

いいご縁に恵まれて50坪の畑をお借りしています。以前の記事にも書いた通り、2年間放置された畑で、農作物も残置物もそのまま。

左隣の方が背が伸びたら雑草を草刈機で刈ってくださっていたようですが、刈った雑草が積み重なり干し草の絨毯ができている状態。

いざ立鎌で草刈りをしようにも、干し草の絨毯があり刃が土まで届かない、という状態でした。

手をつけていない畑

2回目

3回目でやっとこんな感じに

畑をする前は50坪分の雑草を一掃してから何かを植えよう。いけるんじゃない?と思っていましたが、難しいかもしれません。

暑いと雑草が強くなる。こちらはすでに暑さに負けそうです。たとえばある一画を手入れしているときに、別の場所で雑草が伸びてしまう、なんてことも。手作業で農地化しなおかつ週1〜2回では…。

右隣の優しいお父さん。そのご家族のアドバイス通り、まずは一画を整えてトマトを植える計画に変更。

夫は草刈り 私は残置物処理担当に

今日は真ん中に立っている竹の棒より、手前側を整えよう。夫が草刈り担当、私は残置物処理担当になりました。

残置物ビフォー

アフター

分別もあるので地味に時間がかかります。よく分からない植物が残置物に絡みついていたり、ペットボトルに入っている透明とは言い難い水を捨てたり。ネットやらビニールやら肥料だったものやら。その下の様子は……ご想像にお任せします。

可燃ゴミの袋に詰めると4袋分になりました。まだまだ片付けは終わっていません。

諦めに近い残置物処理に一区切りをつけ、私も草刈りに参戦。掘っていると金属製の棒の破片、ちぎれたマルチが出てきます。土に還らないものたち。手作業で取り除きます(立ったりしゃがんだりするので、まあ腰が痛い)

畑ビフォー

アフター

なかなか綺麗になりました。

さて石灰をまこうかと思いきや、日光がジリジリと肌を焼く感覚が。太陽光にさらされると体力があっという間に奪われます。気がつけば2時間半ほど作業していましたので、これにてお開きに。

人の手が加わらなくても作物は育つ

収穫した野菜たち。前の方が残していった農作物が自然と繁殖し、草刈りをしながら収穫ができます。ジャンボニンニクと赤じゃが。

畑の遠くの方をふと見ると、大きな葉と黄色い花をつけた植物を発見。かぼちゃが生き残っていました。前の方が残していった作物も上手に引き継いでいけたらいいな。