こんにちは、家庭菜園が趣味になりつつあるseinaです(@st_0905)
「家庭菜園してみたい」と思いながら、はや数年。
その願いを叶える時がやってきたのは、コロナ禍により、外出自粛がつづいたとある春の日。
アマゾンで培養土と軽石を。近所のスーパーで種を購入。プランターは、空になったプロテインボトルを再利用して。
晴れた日の午後、バジルと青しその種をまいたその時から、家庭菜園生活がスタートしました。
家庭菜園をはじめて3ヶ月がたった現在、どんな状況なのか。種まきから現在までの様子をご報告します。
初めての家庭菜園に選んだのはバジル 青しそ
育てているのは、バジルと青しその2種類。
ハーブ系の野菜を育ててみたかったのと、家庭菜園向けの野菜だと知ったからです。
家庭菜園の現在の様子はこちら。
▲青しそ
▲バジル
一部、空になったプロテインボトルを、プランター代わりに再利用しています。ベージュのプランターは、不織布(フェルト)でできています。
不織布のプランター、実は機能的なんです。
不織布は水だけを排出してくれる、水はけのよい素材。家庭菜園に適しています。軽石をひかなくていいので、土を直接入れるだけでOK。
しかも、軽いので移動も簡単。処分するときも、可燃ゴミに出せばいい。とても重宝しています。
今はこうしてスクスク育っている植物たちですが、ここまでくるのに苦労しました......。
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▲私が購入した不織布のプランターはこちら。いちばん小さいサイズの8号を選びました。5個セットでこのお値段は安い。
寒い日が続くと発芽に時間がかかる 種まきは4〜5月に
種から育てたい場合、気温が安定して温かくなる4〜5月に種まきをするのがオススメです。
なぜかというと、気温に寒暖差があると、発芽までに時間がかかるからです。
私の場合、気持ちが先ばしり、3/21に種まきをしました。「暖かくなってきたから、そろそろいいだろう」という理由で。
でも、早すぎた。暖かくなってきたとはいえ、日中は20℃をこえるくらい。でも、朝と夜は冷える。
バジルと青しそが発芽しやすいのは、25〜30℃くらいだそう。そのため暖かい状態が安定していないと、なかなか芽が出ないのです。
冷える朝晩はプランターを家の中に入れて、冷えすぎないようにしたり。午後は日光にあてるようにプランターの位置を調整するなどして、種まき後2週間でやっと発芽しました。
なので、種まきのタイミングは、
- 日中は25℃近くある
- 朝晩は20℃を下回らない
この条件が安定して続くようになってから植えると、いいと思います。
種まき〜現在までの様子
ここからは種まき〜現在までを写真でお伝えします。
▲2020年3月21日 種まき開始。写真のとおり、大変いいお天気でした。
▲4月上旬 発芽。ハートの中央にあるわずかな緑が「芽」です。
▲種まきから1ヶ月後。少しずつ成長してきました。元気のいい芽だけを残し、弱々しい芽をつむ「間引き」をする段階です。
▲種まきから1ヶ月半くらい。左がバジル、中央がローズマリー、右が青しそ。気温があがらなかったため、バジルの成長が遅れています。一時期はもうダメなんじゃないかと諦めました。笑
▲種まきから3ヶ月後のバジル。30℃に近い日が続いたおかげで、急成長。小さなプランターから、不織布のプランターへ植えかえました。
▲こちらも種まきから3ヶ月後の青しそ。奥が植えかえ済みの子。手前は植えかえ作業待ちの子。何かとトラブルの多い青しそでしたが、無事に育ってくれています。
種まきの際の注意点は、深く種をうめないこと。
日光があたりにくくなり、芽が出にくくなります。なかなか発芽しなかったのは、深く埋めてしまったのにも関係ありそうです。
土に小指のつめ先くらいの深さ(5ミリくらい)のくぼみを作り、そこに種をまき、軽く土をかぶせる程度で。
浅い部分に種まきをすると水やりの際に種が流れやすいので、優しく静かにがコツです。
初めての家庭菜園 小さなトラブル続きだった
家庭菜園をはじめて3ヶ月。
数々の小さなトラブルがあり、その都度対処しながらやってきました。
小さなトラブルとは、
葉が枯れてる!
葉が黒くなってる!
葉っぱに白い点々がある!
葉っぱに元気がない!
なんか虫がいる!
などなど。
あと、家庭菜園をはじめる前は「植物は毎日水をあげるもの」だと思っていましたが、これは間違いだと気がつきました。
毎日水をあげればいい、わけではありません。逆に病気をまねいて、枯らしてしまうこともあるのです。
昔、シクラメンを枯らせてしまったのは、水のあげすぎが原因だったのかも。
愛情が芽生えるとつい水をあげたくなるのですが、水の与えすぎは愛情ではない。土の様子を観察し、それに応じて水やりを決めるのが本当の愛情。
ときにグッとこらえて、水をあげないのも愛情です。
家庭菜園のはじめ方から、病気や害虫対策について。後日順をおって書いていきたいと思います。